ヒルトンのポイントで無料宿泊した「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」。建物全てが芸術で、直島のベネッセハウスに近い。
-
-
【前編】ヒルトンのポイントで「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」に無料宿泊! 映えすぎてやばい!
京都への出張があり、どのホテルに宿泊しようかと考えていた。今回は2021年9月16日(木)にオープンしたROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsをヒルトンのポイントで宿 ...
続きを見る
前回は建物の素晴らしさ、ポイントでの宿泊予約について紹介したが、中編ではROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsの部屋やレストラン、その他施設を紹介する。なお、今回はホテルの紹介のみとなり、おトクに予約する方法などは最終回の後編で紹介する。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsのアメニティ類は最高級の物ばかり
ヒルトン・オナーズのゴールド会員としてアップグレードしてもらったガーデンデラックスは部屋にいながら天然温泉に入れる。「ONSEN」の蛇口をひねるとお湯が出るが、そのまま入るには熱すぎる。一般的なお風呂と同じように、お湯に水を足す必要があるが、いつでも温泉を楽しめるのは非常に贅沢だ。なお、温泉があるのはガーデンデラックスのみ。それ以外の部屋では天然温泉を楽しむことができないようだ。
アメニティはVOTARY。他のホテルでは見たことのないブランドとなる。
歯ブラシは竹で作られており、2022年4月施行予定の「プラスチック資源循環促進法」に向けて、先行して環境に配慮した歯ブラシを導入しているのだろう。フィットネスでも水がペットボトルではなく、紙のパッケージとなり、ヒルトンが環境問題に取り組んでいることがわかる。
ドライヤーは「REPRONIZER 4D Plus」。通常価格は57,200円(税込)と、かなり良い物が置かれている印象だ。
寝室のスピーカーは、自宅で使っているBALMUDA The Speaker。スマホなどをBluetoothで接続すれば好きな音楽もかけられる。部屋の照明は抑えられているため、音で光り方が変わるBALMUDA The Speakerは部屋にマッチする。
富士ミネラルウォーターが2本置かれており、コーヒーや紅茶、お酒などもある。お酒は有料となるがお菓子とセットになっているのも面白い。
バスローブはふわふわ。かなり肌触りがよく、ゴワゴワ感もない。このバスローブは是非使って欲しいアイテムだ。
部屋で若干困ったのがPC用のデスクがないこと。温泉を満喫しているが、一応出張のため、椅子に座りながら仕事をしたかった。しかし、椅子とテーブルのある場所にはコンセントがない。コンセントがあるのはベッド横となり、そこには椅子がない。今回は、ベッドで寝ながら仕事をした。
また、3台のスマホを持って行ったため、スマホを充電しようと思ったが、ベッド横にあるコネクタはType-Cのみ。Type-Aのケーブルしか持って行かなかったため、スマホ充電が大変だった。
元々、仕事モードで行くようなホテルではなく、次回の宿泊時はデジタルデトックスとして利用したい。
レストラン「TENJIN」で夕食
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsにはレストランが1カ所ある。レストラン名の「TENJIN」は近くを流れる天神川から名付けられたのだろう。
客室とレストラン、フロントなどは全て雨に濡れずに移動することができる。右側の建物がレストラン「TENJIN」だ。
今回、夕食を予約せずに行ったが、断られることもなく案内してもらえた。ディナーのコース料理は1種類のみ。「麓 -ROKU-」で15,180円となる。表示価格にサービス料と消費税が含まれており、金額がわかりやすい。
事前に苦手な食材やアレルギーなどを確認される。魚料理は「舌平目 帆立貝 レモングラスビスク」、肉料理は「西オーストラリア産仔羊 ペルシャード」を選択。コース料理だが1人だったため、どんどん持ってきてくれ、タイミングも良い。
なお、2021年12月31日(金)まで、ヒルトン・オナーズのゴールドおよびダイヤモンド会員はTENJINでの飲食代が25%OFFとなるキャンペーンを実施中。会計時に、ヒルトン・オナーズの会員番号とステータスを提示すれば25%OFFにしてもらえる。さらに、3,500円以上の利用の場合は500オナーズ・ポイントを獲得できる。ただし、部屋付けの場合は対象外。
スマホにアプリをインストールしておくのがおすすめだ。
レストラン「TENJIN」で朝食
朝食はヒルトン・オナーズのゴールド会員は無料となる。通常、ホテルの朝食は1人3,000~5,000円程度するため、2人で利用した場合は、朝食だけでも1万円程度の価値がある。
ハーフビュッフェスタイルとなり、卵料理やドリンクなどは注文、野菜やパンなどは取りに行く。
あいにくの雨だったが、外の景色を眺めながら優雅な朝食を楽しむことができた。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsの館内を散策
客室とレストランだけではもったいない。せっかくなので館内を色々散策することに。
多くのホテルでフィットネスはあるが、ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsでは外の景色を眺めながらトレーニングできる。
フィットネス手前の階段を降りていくとプールが。冬に屋外プールかと思ったが、手を入れてみると温かい。ただ、40度はなさそうで、しばらく浸かっているとさすがに寒そうだ。サーマルルームと併用するのがおすすめ。
平日で冬という事もあり、誰も入っていなかった。なお、ホテルのプールは写真撮影NGの場合が多いため、誰もいないことを確認し、スパレセプションで写真撮影の許可をもらって撮影。
客室情報を調べていると、プールに直結している部屋があるようだ。おそらく、写真の後ろにあるのがプールサイドデラックスだろう。夏は朝から晩までプールで遊べそうだ。4歳以上から利用できるため、小学生くらいの子供がいる家庭でも利用できるのもうれしい。ただし、4歳~16歳未満は10時~17時までの制限がある。
来年、家族で行きたいと思ったが、基本的に1室3名利用となっており、コネクティングルームがあるか等を確認してみたい。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsはどんな人が利用しているの?
サーマルプールなど、子連れでも利用できそうだが、散策をしながら実際にどんな人が宿泊しているのかを見ていた。
到着直後は最近話題のパワーカップルなどが多く宿泊しそうだなと感じていたが、友だち同士、老夫婦、赤ちゃん連れの家族など、年齢などもバラバラだ。
最低料金でも1泊9万円を超えるため、年齢層は40~60代程度と想像していたが、意外と若い方も多く、最近のリベンジ消費ということで高級ホテルでの宿泊が増えているのだろうか。
お土産はコンシェルジュデスクで対応
チェックアウト前にお土産を購入しようと思ったのだが、特に売場のようなコーナーは用意されていない。確認したところ、コンシェルジュデスクで購入できる商品の案内が可能とのことだったので見せてもらった。
部屋に用意されていたお出かけバッグやアロマ商品、お茶、フェイスミスト等があったためお出かけバッグとフェイスミストを購入。
帰りの時間も雨が降っていたためタクシーを呼んでもらい京都駅まで移動。
今回はROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsに1泊の滞在だったが、最低でも2~3泊程度は欲しい所だ。3泊できれば1泊を京都観光として使う事もできる。
次回は、この新しくて素敵なリゾートホテルに無料宿泊できるヒルトンのポイントのおトクな貯め方、無料宿泊できる特典のあるクレジットカード「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード」「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」を使い、無料で3連泊する方法なども紹介したい。