2021年7月1日(木)に申込開始した三井住友カード ゴールド(NL)を申し込んで見た。
-
三井住友カード、ゴールドカードのナンバーレスが誕生 年間100万円以上の利用で年会費が永年無料に
三井住友カードは、2021年7月1日(木)より、ナンバーレスタイプの「三井住友カード ゴールド(NL)」の発行を開始した。 2021年2月より、カード情報がカード券面に掲載されていないナンバーレスタイ ...
続きを見る
今回は即時発行で申込、7月1日(木)14:33に申込完了のメールが到着。審査結果のメールが14:41となっており、8分で審査が完了した。このメールから操作し、Vpassに登録する。Vpassに登録後に、Vpassアプリにログインすると、三井住友カード ゴールド(NL)が表示されており、カードを変更すると、カード情報を確認することが可能だ。
これで、Amazonなどのオンラインションピングで利用する事が可能となった。
続いて、Apple Payに登録する。Vpassアプリから登録する事ができ、これでiD加盟店やVisaのタッチ決済加盟店で利用する事ができるようになった。
三井住友カードの設定に慣れていれば、申込から30分程度でオンラインとオフラインで三井住友カード ゴールド(NL)を利用できるようになる。
7月1日(木)に申し込んだが、実際のカードは7月4日(日)に到着。リアルカードがあれば、iD加盟店やVisaのタッチ決済加盟店以外でも利用することができる。
三井住友カード ゴールド(NL)は、三井住友カード(NL)と同様、カード券面にはカード番号の記載がないカードとなる。コンビニ3社やマクドナルドでタッチ決済を利用すると5%のVポイントが貯まる点は同じだが、ゴールドカードのため、空港ラウンジなどの特典も付帯する。
最大のメリットは年間100万円を利用すると、それ以降の年会費が永年無料になる点だ。2021年9月末までの申込の場合は初年度も無料となり、年間100万円利用すると、それ以降の年会費も無料となる。つまり、初年度に100万円到達すると、ずっと年会費無料で利用できるゴールドカードとなる。
カードの台紙には8月26日に5,500円の年会費とあるが、9月末までに申し込んでいるため、無料となるはずだ。
年会費無料のカウントは、本会員のカード入会月の11ヵ月後末までの利用がカウントされるため、筆者の場合は2021年7月申込⇒2022年6月末までで100万円到達していれば、年会費無料のゴールドカードが手に入る。
なお、年会費無料のゴールドカードでも、利用されなくなる可能性もある。そこで年間100万円以上利用すると1万ポイントがボーナスポイントとして獲得できる特典が追加されている。通常の還元率0.5%と合わせると、最大1.5%還元のカードとして考える事も可能だ。
ここまで見ると、エポスゴールドカードに非常に近いカードと考えられるだろう。保険などを考慮しなければ、非常に似ているカードとなっており、年間100万円以上の利用で1万ポイント還元なども同じだ。
エポスゴールドカード | 三井住友カード ゴールド(NL) | |
通常年会費 | 5,000円(税込) | 5,500円(税込) |
年会費永年無料条件 | 年間50万円以上 | 年間100万円以上 |
ポイント名 | エポスポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% |
ポイント有効期限 | 無期限 | ポイント獲得月から3年 |
ボーナスポイント | 年間50万円で2,500ポイント、年間100万円で1万ポイント | 年間100万円で1万ポイント |
ポイントアップ店舗 | 3ショップまで最大3倍 | 3ショップまで+0.5% |
国際ブランド | Visa | Visa/Mastercard |
その他 | マルイやモディで年4回の10%OFF | コンビニ3社とマクドナルドで最大5%還元 |
エポスポイントは無期限だが、Vポイントは期限あり。ただし、最近のVポイントはVポイントアプリにチャージすれば、Visa加盟店で利用できたり、今後はSBI証券での投資サービスなども開始する予定となっており、それほどデメリットではない。
旅行保険を比較すると、海外旅行傷害保険はエポスゴールドカードは自動付帯、三井住友カード ゴールド(NL)は利用付帯分もあり、さらに傷害治療費用や疾病治療費用に関してはエポスゴールドカードの方が有利な条件だ。
エポスゴールドカード | 三井住友カード ゴールド(NL) | |
傷害死亡・後遺障害 | 1,000万円 | 2,000万円(自動付帯分300万円) |
傷害治療費用 | 300万円 | 100万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,500万円 |
携行品損害(1事故3,000円の自己負担) | 20万円 | 20万円 |
救援者費用 | 100万円 | 150万円 |
ただし、三井住友カード ゴールド(NL)の場合は国内旅行傷害保険も付帯する。ただし、入院保険金や通院保険金は対象外だ。
エポスゴールドカード | 三井住友カード ゴールド(NL) | |
傷害死亡・後遺障害 | ─ | 2,000万円(自動付帯分300万円) |
エポスゴールドカードの場合はエポトクプラザがあるため、様々な割引特典も利用できる。年間利用額50万円以上で年会費無料になるのもエポスゴールドカードの方が有利だろう。
年間50万円程度利用する場合はエポスゴールドカード、年間100万円以上利用し、コンビニ3社とマクドナルドでの利用が多い場合は三井住友カード ゴールド(NL)が良さそうだ。