Paidy(ペイディ)はクレジットカードがなくても後払いできるサービスだ。Amazon.co.jpでもPaidyを利用できるようになり、新たにApple専用の後払いプランも登場している。製品に応じて最大24回の分割払いが可能だが、手数料はかからない。
Paidyについてはポイントが貯まらないため、これまで紹介してこなかったが、間接的にポイントを貯めることができることが判明したため紹介したい。
今回、PaidyでAmazonを利用した。購入したのはGoogle Pixel 5のケース 5,400円。事前にPaidyのアカウントを作り、支払い時にPaidyのアカウント連携が必要だ。
Paidyの後払い方法はコンビニ・銀行振込・口座振替があるが、銀行口座を登録して口座振替を行う。ここで重要なのが、口座振替でポイントを貯められる銀行口座を登録する事。
筆者は、スルガ銀行ANA支店でANAのマイルを貯めているが、この場合は1件あたり5マイル貯まる。
しかし、クレジットカードの引き落としの場合(Paidyがクレジットカードになるかは不明)、合算されて付与されるため、今回はT NEOBANKを登録しようとした。しかし、T NEOBANKはアプリのみのため連携に失敗。そこで、スルガ銀行リクルート支店で登録し直しした。
続いて、今回の5,400円を口座振替で3回の分割に設定してみる。この3回分割が重要だ。
利用明細にある「3回あと払いへ」をタップし、「変更する」をタップする。
これで3回の後払いに変更となる。
1回目の引き落としが2021年7月12日(月)となり、スルガ銀行リクルート支店から1,800円が引き落とされた。
これですぐにポイントが付くわけではない。リクルートポイントの付与は毎月11日の予定となるため、8月11日(水)にポイント付与となるはずだ。
8月11日(水)にリクルートポイントの確認を行った。8月10日(火)に「スルガ銀行リクルート支店 普通預金口座口座振替分」として3ポイント獲得できた。これで、Paidyの利用でも間接的にポイントを獲得することができた。
口座振替でのポイントは固定となるため、3分割に設定しておくと3回分の合計9ポイントを獲得できる。今回は5,400円で9ポイントのため、還元率は0.167%。もし、1件あたり5ポイント貯まるような口座を設定した場合は15ポイントとなり、還元率は0.278%だ。もちろん、利用金額が高ければ還元率は低くなる。
決済でのポイントは貯まらないPaidyだが、口座振替でポイントを貯めることができる口座を保有している場合は、間接的にポイントを獲得することが可能となる事がわかった。