プラチナカードやゴールドカード会員向けにはクレジットカード会社から無料で会員誌が送られてくる場合が多い。
しかし、大丸松坂屋カード＜ゴールド＞や大丸松坂屋カードお得意様ゴールドは会員誌が送られてこない。大丸松坂屋ではwebマガジンに力を入れており、大丸松坂屋百貨店が用意しているのが富裕層向けのwebマガジン「J PRIME」だ。また、外商カードの大丸松坂屋カードお得意様ゴールド保有者限定のwebメディアが「コネスリーニュ」となる。
今回は、J PRIMEとコネスリーニュの違いなどを紹介したい。
J PRIME（ジェイプライム）とは？
J PRIMEは、大丸松坂屋百貨店が富裕層向けに厳選されたコンテンツを用意したwebマガジンとなる。
誰でも会員登録して記事を読むことが可能だ。「ENTERTAINMENT」「LIFESTYLE」「FOODIE」「GO OUT」「HEALTH」「BUSINESS」「EVENT」のカテゴリから記事を読んだり、気になる記事をクリップしたりする事ができる。
多くのコンテンツが用意されているが、コンテンツのレベルが一定ではなく、執筆者によって違いが出てくる。外部の執筆者による記事もあり、非常に参考になる物もある。
J PRIMEには「大丸松坂屋カードお得意様ゴールド」の紹介ページも用意されており、外商カードを申し込みたい場合も、こちらから資料請求すると良いだろう。
コネスリーニュとは？
J PRIMEと異なり、誰でも登録できないwebマガジンがコネスリーニュだ。外商カードである大丸松坂屋カードお得意様ゴールド保有者限定のコンテンツだ。実際の外商員によるコラムがあったのだが、2021年5月に確認すると構成が変わっていた。
「EXPERIENCE」「FOOD」「LIFE STYLE」「PHILANTHROPY」「ART」「FASHION」「BEAUTY」の7つのカテゴリからなる。新型コロナウイルスの影響のためか、お取り寄せのFOODカテゴリが多く、キャラメルサンドや北海道物産展での販売商品などを購入することが可能だ。
また、大丸松坂屋では、家系図作成サービスや先祖調査サービスなどを紹介するサイト「LifeTime Experience」が別にあったのだが、コネスリーニュ内のトピックスには「LifeTime Experience」が追加されており、統合したのだろうか。
単純な記事だけではなく、オンラインで問い合わせやチャットもできる。深夜に気になった商品を問い合わせて、後日回答をもらうと言う使い方も可能だ。
なお、外商員によっては、LINEやSMSなどで連絡できる場合もある（基本的には禁止）が、コネスリーニュの問い合わせ機能はオフィシャルで利用する事ができるツールとなる。
オンラインに力を入れているがアカウントがバラバラ
大丸松坂屋のwebサービスは多いのだが、全て別のアカウントが必要だ。J PRIMEのアカウントもコネスリーニュのアカウントも異なるため、それぞれアカウントの登録が必要で、それぞれのログインが必要となる。
それ以外にも、大丸松坂屋オンラインショッピング、大丸松坂屋カードのオンラインサービス、大丸松坂屋のアプリ、QIRAポイントなど、それぞれ別の会員登録が必要となる。
コネスリーニュでは、大丸松坂屋オンラインショッピングで販売する商品が紹介されている場合もあるが、大丸松坂屋オンラインショッピングで購入する場合は、別途アカウントの登録が必要になるなど、もう少しシームレスに繋がっていれば使いやすくなるだろう。