QUICPayはQUICKPayではない! "K"がない理由は?

クレジットカード特集 コラム

QUICPayはQUICKPayではない! "K"がない理由は?

2021年3月21日

前回、iDの"i"が小文字である理由を紹介した。"i"が小文字の理由は「iモード」の"i"が小文字のためにそれを利用したと言う事だ。

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筆者は取材後に原稿チェックを行うが、「QUICKPay」と書かれている場合も多いため、今回は「QUICPay(クイックペイ)」について紹介したい。

QUICPayは2004年7月20日(火)に発表された非接触IC決済サービスとなる。Apple PayやGoogle Payで利用する事もでき、従来からおサイフケータイでも利用する事ができた。

この「QUICPay」の綴りは「QUICKPay」ではない。スピーディーという点で見ると「QUICK」となりそうだが、"K"がない「QUICPay」が正解だ。

QUICPayがQUICKではない理由は、「Quick&Useful IC Payment」の略だからだ。2004年7月20日(火)に発表されたニュースリリースでも書かれている。

QUICPayは「Quick&Useful IC Payment」の略

QUICPayは「Quick&Useful IC Payment」の略

ただ、「Blu-ray」のように、「Blue」だと商標登録できない可能性が高く、「QUICKPay」でも商標登録ができない可能性が高いため(QUICKPayは商標登録されている)に略語を利用した可能性もあるだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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