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高還元で高付加価値! 隠れた良カードを探せ!

2014年10月15日

前回の記事では年会費が(条件付きでも)無料でありながら、高付加価値のクレジットカードについて説明した。しかしクレジットカードの価値は年会費も含めたポイント還元率と付帯サービスによって決まる。「無料」「高還元」「高付加価値」この3点セットを享受できるカードはそうそうない。今回は年会費が(比較的緩い条件で)無料となり、かつ付帯サービスが充実したカードの一部を紹介したいと思う。

1.リクルートカード

リクルートカードVISAとJCBの2ブランドがあり、それぞれMUFGカード、JCBがリクルートホールディングスと提携して発行している「リクルートカード」。年会費は永年無料でポイント還元率は1.2%と大変優れたスペックに仕上がっているカードだが、このカードには最高200万円まで(1事故あたり免責3,000円)のショッピング保険が付帯するのだ。この保障内容は他のゴールドガードと比べても全く遜色の無い内容だと思う。国内・海外旅行保険も付帯するが、こちらは利用付帯となっている。ブランドはVISAとJCBが選べるが、VISAを選べば楽天Edyへのチャージでもポイントが付くため、非常にお得だ。JCBを選べばQUICPayが利用可能である。ちなみに、両ブランドともnanacoへのチャージでもポイントが付く、大変お得なカードだ。

2.ブリヂストン ニコスVISAカード

ブリヂストン ニコスVISAカードMUFGカードがブリヂストンと提携して発行している「ブリヂストン ニコスVISAカード」。年会費は初年度無料、翌年以降は1,250円+税だが、5万円以上の利用があれば無料になる。還元率は1.3%(基本1%+5万円利用ごとに0.3%ボーナス)で、楽天Edyへのチャージでもポイントが付くという大変おトクなカードだが、このカードには充実したロードサービスが付帯している。レッカー牽引は10kmまでだが、トラブル時の宿泊費用、帰宅費用、修理後搬送費用を保障してくれる(いずれも上限あり)。また、全国各地のブリヂストンの店舗で無料点検が受けられるのも強みだ。車を運転するなら持っていて損は無いカードだ。

3.イリュミナシオンカード

イリュミナシオンカードジャックスカードがOZmallと提携して発行している「イリュミナシオンカード」年会費は初年度無料、翌年以降は1,500円+税だが、5万円以上の利用があれば無料になる。基本還元率は0.5%だが、Amazon限定デポジットもしくはOZポイントとの交換の場合はレートが2倍の1%となる。また、前年度の利用実績に応じて翌年度の還元率が上昇し、200万円以上の利用があった場合には漢方スタイルクラブカードやReader’s Cardの還元率を上回るのも特徴だ(Amazon限定デポジットもしくはOZポイントとの交換の場合)。そんなにカードを利用しないという場合でも、年20万円以上の利用でREX CARD Liteを上回る1.4%の還元率を得ることができる。比較的緩い条件での年会費無料カードでこれだけのスペックを持ちながら、ジャックスカードに付帯するJ’sコンシェルや自動付帯する海外旅行保険など、大変優秀なカードに仕上がっている。女性向けカードとして売り出されているが、男性でも申し込める。

4.?番外編? 日本海信販VISAゴールドカード

日本海信販VISAゴールドカード日本海信販が発行する「日本海信販VISAゴールドカード」。年会費は初年度無料、翌年以降も1回以上の利用があれば無料でありながら、還元率は1%(Amazonギフト券交換時)、さらに海外旅行保険の自動付帯、空港ラウンジサービスなど、ゴールドカードとしての基本的なサービスを兼ね備えている。残念ながらこのカードは日本海信販の管轄地域(鳥取・島根・岡山・北近畿の一部)居住でないと申し込めない。この手の地域限定カードにはおトクなカードが沢山ある。是非自分の住んでいる地域でおトクなカードを探し出してもらいたい。


今回は「無料」「高還元」「高付加価値」に焦点を当ててカードを紹介した。しかし、無理に年会費無料にこだわらないのであれば「漢方スタイルクラブカード」(年会費1,500円+税、1.75%還元、J’sコンシェル利用可能)、「リクルートカードプラス」(年会費2,000円+税、2%還元、国内・海外旅行保険、ショッピング保険)の高還元カード2トップがやはりバランスが良いと思う。無料・有料にこだわらず、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが重要だ。

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tidaliathan

クレジットカード、電子マネー、ポイントカード、マイレージプログラムが理由もなく好きです。知識とデジタルデバイスを駆使してより満足度の高い支出をすることをモットーとしています。クレジットカードは10枚以上使用していますが、メインで使っているのはコスト・ベネフィット比に優れる(と思っている)セゾンプラチナカードとソラチカカードです。ステータスマッチ、バイマイル、株主優待なども守備範囲です。

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