筆者が保有しているP-oneカード<Standard>の更新カードが届いた。
デザインが変更となり、エンボス加工がなくなっている。もう一点、ICチップが搭載されているのが大きく異なる。
さらに気になったのが、真ん中の上部にある「platinum」の文字だ。
P-oneカード<Standard>は年会費が無料のクレジットカードとなる。それにもかかわらず「platinum」とはどういうことだろうか?
まず、P-oneカードのwebサイトで確認してみたが、「platinum」が表示されている券面は見当たらない。
このplatinumの文字は見覚えがあり、TRUST CLUBプラチナマスターカードの「platinum」と同じフォントではないだろうか。
Mastercardの「platinum」という事であれば、MastercardのTaste of Premiumの特典が使えるようになった可能性があるため、Taste of Premiumのサイトで先頭10桁を入力。やはり当然認証できず。
オペレーターにも電話してみた。「platinum」とあるが、サービスが変わったことがあるのかと聞いてみたが、やはりサービスは変わっていないとのこと。オペレーターもよくわからないと言っていたので、これ以上調べることは無理だろう。
最終手段としては、P-oneカード<Standard>を発行しているポケットカードの広報に連絡してみた。メールで連絡すれば画像も添付できるため、画像を添付して「platinum」の意味を聞いてみることに。
「platinum」はMastercardとの契約上表記しなければならなくなったとのことで、P-oneカード<Standard>でもVisaやJCBブランドの場合は「platinum」文字は入らないとのことだ。また、P-one FLEXYについても「world」の文字が入るようになっており、こちらも特にワールドの特典を使えるわけではないようだ。
つまり、platinumやworldはMastercardとの契約上表記しているだけであり、MastercardでTaste of Premiumのplatinumやworldの特典が利用できるわけではないとのこと。
-
住信SBIネット銀行のミライノ デビットPLATINUMはMastercard World(ワールド)の特典を利用可能!?
先日、住信SBIネット銀行のミライノ デビットPLATINUMを何気なく見ていたところ、裏面に「world」の文字が目に入った。 住信SBIネット銀行のミライノ デビットPLATINUMはMaster ...
続きを見る
P-oneカード<Standard>は2019年12月頃から、P-one FLEXYは2018年頃からplatinumやworldの文言が入った券面になっているようだ。