「PayPayボーナス」とは?
PayPay残高は、スマホ決済で使うときにはほとんど考えずに利用する事ができる。しかし、実際は非常に複雑で残高には4つの種類がある。
まず、本人確認後に銀行口座やセブン銀行ATM等でチャージしたのがPayPayマネーだ。出金したり残高を送ったりすることができる。
2つ目が、PayPayマネーライト。Yahoo! JAPANカードやソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してチャージした残高。残高を送る事はできるが出金ができない。
3つ目はPayPayボーナス。PayPay残高で支払ったりキャンペーンなどで獲得した残高となり、残高を送ったり、わりかん機能では利用できない。
最後がPayPayボーナスライトとなり、キャンペーンなどで獲得した残高だ。送ったり、わりかんでは利用できず、唯一有効期限が設定されている。
一覧にすると以下のようなマトリックスとなる。
貯まり方 | PayPay払い | 送る・わりかん | 出金 | 有効期限 | ボーナス運用 | |
PayPayマネー | 現金チャージなど | ○ | ○ | ○ | 無期限 | × |
PayPayマネーライト | クレカチャージなど | ○ | ○ | × | 無期限 | × |
PayPayボーナス | 支払いに対するポイント | ○ | × | × | 無期限 | ○ |
PayPayボーナスライト | キャンペーンなどのポイント | ○ | × | × | 60日 | × |
PayPay残高の内訳確認方法は?
では、Paypay残高のそれぞれの内訳を確認する方法はあるのだろうか。PayPayを起動し、「残高」⇒「残高をタップ」でそれぞれの残高を確認することが可能だ。
上記の場合は、PayPayマネーは0円、PayPayマネーライト(ソフトバンクまとめて支払いでチャージ)が1,787円。PayPayボーナスが2,178円、PayPayボーナスライトが853円となる。
PayPay残高種類 | 残高 |
PayPayマネー | 0円 |
PayPayマネーライト | 1,787円 |
PayPayボーナス | 2,178円 |
PayPayボーナスライト | 853円 |
合計 | 4,818円 |
PayPayボーナスライトの有効期限確認方法は?
なお、PayPayボーナスライトのみ有効期限があるが、有効期限確認も同じように操作し、「PayPayボーナスライト」の下にある「有効期限を確認する」をタップすると、それぞれの有効期限が表示される。
上記の場合は、853円のPayPayボーナスライトの内、207円が2020年6月8日(月)まで、646円が6月15日(月)までの有効期限となっている。
残高 | 有効期限 | 獲得日 |
207円 | 2020年6月8日(月) | 2020年4月9日(木) |
646円 | 2020年6月15日(月) | 2020年4月16日(木) |
PayPayボーナスライトは獲得日から60日という条件があるため、獲得日を確認したい場合は、PayPayを起動し「取引履歴」を確認すると、約2ヵ月程度前の履歴を見れば良い。
実際に確認すると、2020年4月16日(木)には358円、160円、128円の獲得があり、合計すると646円と、6月15日(月)の有効期限残高と一致する。同様に、4月9日(木)の115円と92円を合計すると207円となり、6月8日(月)の有効期限残高と一致する。
PayPay残高の利用時の順番は?
様々なPayPay残高があるが、PayPayを利用した時に消費される順番は以下の通りとなる。
- PayPayボーナスライト
- PayPayボーナス
- PayPayマネーライト
- PayPayマネー
基本的には、制限が多い残高から使われ、制限の少ない残高が最後に消費されると言う順番となる。
最初は有効期限がある「PayPayボーナスライト」から消費、続いて、特典などで獲得した「PayPayボーナス」だ。
「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」は、出金ができるPayPayマネーの方が最後に消費という順番となる。
一言でPayPay残高と言っても、使われる順序や使えるサービスなど異なるため、PayPayを使いこなすには、それぞれの使い道などを把握しておく必要がある。