先日Kyash Cardが到着した。普通にカード決済で利用しても面白くなく、何か使い方がないかを考えていた。
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新Kyash Cardが到着! 従来のKyash Card LiteやKyash Card Virtualとの違いとは?
Kyash Cardとは? アプリで申し込むとすぐに利用する事ができるVisaブランドのプリペイドカードがKyashだ。アプリのみで利用するのが「Kyash Card Virtual」となる。Appl ...
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思いついたのが、非Mastercardコンタクトレスのクレジットカードをコンタクトレス対応する方法だ。
そもそもMastercardコンタクトレス対象となっているクレジットカードやデビットカードは少なく、デビットカードとしては住信SBIネット銀行のミライノ デビット(Mastercard)程度だろう。筆者が保有しているクレジットカードでも、OricoCard PayPass(オリコカード ペイパス)とEX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ)程度となる。
Kyash Cardは様々なクレジットカードを登録する事ができるのだが、Kyash CardにMastercardブランドのクレジットカードを登録した場合、Kyash Cardに搭載された「Visaのタッチ決済」を利用する事で、間接的にMastercardブランドカードをコンタクトレス対応にする事ができる。
実験のために、筆者が保有している、ラグジュアリーカードをKyash Cardに登録して「自動チャージ」に設定する。
ローソンでVisaのタッチ決済で支払ってみたところ、正常に支払いが完了。Mastercardコンタクトレスを搭載していないカードをKyash Cardに登録する事で、コンタクトレス対応にする事ができた。
なお、Visaの資料によると、Visaのタッチ決済を利用すると支払いが8秒短縮できるようだ。クレジットカードを端末に差し込むこともなく、PINコードを入力する必要もない。かざすだけで支払う事ができるため、スピーディー。さらに衛生面でも優れている。
実際に支払うと「VISA」として支払われていることもわかる。
なお、Kyash CardはApple PayやGoogle Payにも対応しており、登録する事でQUICPayとして支払う事もできる。もちろん1%のKyashポイントも獲得可能だ。
ただし、筆者が保有しているiPhone Xの場合は、Face IDとなっており、マスクをしている事を考えると、カードをかざした方がスマートだ。
Kyash Cardはプリペイドカードとしては発行手数料が900円と高額だが、還元率や機能などを考えると、保有しておきたいカードとなる。