クレジットカード特集 コラム

アメックスで旅行の手配をしたときに「デジタル旅程表」のサービスが開始! ただし、全ての予約で利用できるわけではない

2019年5月9日

先日、アメックスで旅行手配を行った。今までは、メールでPDFの旅行日程表が送られてきたが、メールに「デジタル旅程表で、ご予約内容を確認いただけるようになりました」とある。

説明文を読むと、アメリカン・エキスプレスを通じて電話で予約した航空券やホテル、レンタカーの内容を確認できるサイトとなるようだ。

早速アクセスしてアメックスのログインIDやパスワードを入力してみたがログインできない。新たに登録しなければならないようだ。

新規登録を行い、ログインしてみた。新規登録時にはアメックスに登録しているメールアドレスを利用したが、特にID連携などを行っていない。それでもレコードが表示されたと言う事は、異なるメールアドレスを利用して新規登録した場合は何も表示されないかもしれないので、新規アカウント作成時にはアメックスに登録しているメールアドレスを利用した方が良いだろう。

デジタル旅程表では1件のレコードが表示され、○月△日の旅行日程が表示されている。こちらをクリックしてみると詳細が表示された。

パソコンでも確認できるが、基本的にはスマートフォン向けのページ構成となっている。

詳細画面では、宿泊日程、料金や特典などを確認できる。PDFで旅行日程をダウンロードしたり、iCalendar形式でカレンダーのダウンロードする事もできる。また、同行者に旅行情報を共有するサービスも利用できる。実際に日程を共有してみたが、共有された利用者もデジタル旅程表を利用していなければならない。利用していない場合は新規登録が必要となるので、あまり使い道はないかもしれない。

なお、他の日程で予約した旅行については反映していない。どのような条件でデジタル旅程表を利用できるのかは不明なため、アメックスに確認してみた。

デジタル旅程表については、2017年2月より海外旅行デスクから導入を開始し、2018年11月末から国内旅行デスクでも対応しているとのこと。ただし、国内旅行デスクではファイン・ホテル・アンド・リゾートと他一部のホテルでの予約のみが対象となり、JTBや一休.com等の予約や、国内旅館、国内交通機関などはデジタル旅程表の対象外とのことだ。

筆者が予約して反映していない旅行は国内旅館となるためデジタル旅程表は利用できないと言う事となる。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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