JTB旅カード JCB JMBを申し込んで見た！　充実した保険やJTBトラベルポイントとの統合等を解説！

先日、サンフランシスコに行ったときに、VJデスクやJCBプラザを利用したが、そこの看板に「JTB旅card」とあり、「JTB旅カード」を持っていない事に気がついた。

今回、新たにJTB旅カード JCB JMBを申し込んで見たので紹介したい。

JTB旅カードとは？

JTB旅カードには「JTB旅カード JCB GOLD」「JTB旅カード Visaゴールド」「JTB旅カード JMB」「JTB旅カード Visa/Mastercard」「JTB旅カード スーパーロード」がある。

JTB旅カードの利用でJTBトラベルポイントを貯められたり、1万カ所のレジャー・グルメ施設で受けられる優待サービスを利用できたり、旅行の予約・手配からトラブル等で旅を支援するサポートが充実しているなどの特徴がある。

JTB旅カード JCB GOLDとJTB旅カード Visaゴールドの年会費は15,000円（税抜）で家族カードは1人目が無料、2人目以降1人あたり2,000円（税抜）となる。

JTB旅カード JMBとJTB旅カード スーパーロードの年会費は2,000円（税抜）、家族カードは1,000円（税抜）。JTB旅カード Visa/Mastercardは年会費が1,600円（税抜）、家族カードは500円（税抜）だ。

JTB旅カードのポイントは？

JTB旅カードの利用で貯まるポイントは「JTBトラベルポイント」となる。JTB旅カードでの決済時は1％のポイントを、ゴールドカードの場合は1.5％のポイントを貯められる。

また、JTB旅カードを利用しなくても、JTBグループで利用すると10,000円毎に50ポイント獲得できる。JTBのwebサイトでの事前決済の場合は国内宿泊で1％、その他は0.5％となり、るるぶトラベルの場合は宿泊予約・ツアー予約で1％のポイントを獲得できる。

1.0～1.5％の基本ポイントも獲得できるため、JTBグループで利用するとおトクと言う事だ。

貯めたポイントはJTBのwebサイトやるるぶトラベルの場合は100ポイント＝100円として、JTBグループの店舗では1,000ポイント＝1,000円として利用する事が可能だ。

また、エムアイポイントへの交換もでき、1,000ポイント単位でエムアイポイントに交換することが可能だ。JTB旅カードJMBの場合は5,000ポイントが2,500マイルに交換することができる。

JTB旅カードとJTBトラベルポイントの統合方法は？

既にJTBトラベルポイントのアカウントは保有している人が、JTB旅カードを申し込んだときに、JTBトラベルポイントの統合が必要となる。JTBトラベルポイントのアカウント統合方法を紹介したい。

JTBトラベルメンバーのサイトにログインし、「Webと店舗のポイント共通化手続きはこちら＞」をクリック。ここがわからなく、もう一度アカウントを作ったりしたのだが、JTB旅カードについては「店舗のポイント」となるようだ。従って、webと店舗（JTB旅カード）のアカウントを紐付ける手続きが必要となる。

続いて、「JTBトラベルポイントカード」「JTB旅カード」をお持ちの方はこちらをクリックを選択。

JTB旅カードに記載されている「トラベルポイント番号」と登録時の「電話番号」を入力し「会員情報統合手続きを開始する＞」をクリックする。次に、店舗登録会員情報（JTB旅カードの会員情報）とWeb登録会員情報が表示されているため、一致していることを確認し「登録情報の確認・修正に進む＞」をクリックする。

続いて、ID・パスワード情報、個人情報として氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所を入力。電話番号やFAX、職業、パスポート情報などは任意だ。プロフィール情報としてニックネームやMy Shopを入力するが、こちらも任意となっている。メールマガジンの受信可否にチェックを入れて「上記内容に同意します」にチェックを入れて「確認画面へ進む＞」をクリック。

入力した内容に問題なければ「会員情報統合手続きを完了する＞」をクリックすると会員情報統合手続きが完了する。

トップページに戻ると、JTB旅カードの入会ポイントとして4,000ポイントが獲得できている事を確認できる。

JTB旅カードのロードサービスは？

JTB旅カードにはロードサービスが付帯するカードもある。JTB旅カード JCB JMB、JTB旅カード Visaスーパーロード、JTB旅カード Mastercardスーパーロードが対象だ。

事故や故障で車が自力走行できなくなった場合、最寄りの整備工場まで無料で牽引してくれるサービスやスペアタイヤの無料交換サービスなどを利用できる。

JTB旅カード JCB JMBのロードサービスは「ロードアシスタンス」サービスという名称となり、「プレステージ・インターナショナル」の提供となる。JTB旅カード スーパーロードの場合は「CFスーパーロードサービス」となり、「日本ロードサービス」の提供だ。それぞれ補償内容が異なる。

ロードサービスが無料で付帯するカードはいくつかあるが、30kmまでの牽引はトップクラスだろう。

JTB旅カード JMBは家のトラブルにも即対応

JTB旅カード JMBの場合は、トイレの詰まり除去、ガラスが割れた、鍵の紛失などのトラブルなどの住宅関連だけでなく、医療健康相談や法律相談、食生活相談なども対処となる「ホームアシスタンス」も自動付帯となる。

ロードサービス同様、電話1本で手配してくれるので安心だ。

海外旅行デスク「Jiデスク（JTB旅カードデスク）」を利用可能！

Jiデスクは海外55都市に設置されており、旅行中の病気やケガ、パスポート、クレジットカードの紛失などのトラブル対応、都市情報の案内やレストラン予約、現地観光ツアーの手配などを行ってくれる。

なお、JTB旅カードだけでなく、JCBプラザやVJデスクなどと言う名称で運営されているトラベルデスクも同じサービスを受けられる。

海外旅行に行く場合は、とりあえず場所を調べておいた方が良いだろう。

えらべる倶楽部 ライフの利用が可能！

レジャー・グルメ施設会員優待サービス「えらべる倶楽部 ライフ」の利用が可能だ。JTBベネフィットが提供しており、全国約1万カ所のレジャーやグルメ施設、かんぽの宿、ホテルチェーンなどでの優待特典を受けることが可能だ。クラブ・オフやベネフィット・ステーションなどのような特典となる。

例えば、「マクセル アクアパーク品川」は、大人が2,200円のところ、2,100円で利用する事ができる。スマートフォンでの「携帯会員証」を表示することで、利用が可能だ。

「えらべる倶楽部」と直接検索してアクセスしてもログインできないため、一度「MyJTB」にログインしてからアクセスしなければならないので注意が必要だ。

JTB旅カードの旅行保険は？

JTB旅カードの旅行保険は以下の通り。ゴールドカードの場合は家族特約も付帯するため、家族カードを保有できないような18歳未満の子供でも補償対象となる。

JTB旅カードのデメリットは？

年会費無料で還元率が1.0％を超えるカードも多い中、年会費有料で1.0％のポイント獲得はそれほどのメリットではない。また、貯まるポイントがJTBトラベルポイントとなり、使い勝手はそれほど良くない。

エムアイポイントやJTB旅カード JMBの場合はJALのマイルに交換できるが、JTBトラベルポイントとして消費できるかどうかがカード申込時には考えた方が良いだろう。

今回、JTB旅カード JMBを申し込んで良かった点はロードサービスとなる。こちらは次回レポートしたい。