エム・ピー・ソリューションが展開するマルチ電子マネー決済ソリューション「KAZAPi」のタクシー向け端末が、2018年12月6日(木)より、交通系ICカードに対応した。
KAZAPiは、NECグループが各電子マネー会社・クレジットカード会社と協力して提供する電子決済サービスとなり、導入後は電子マネー・クレジットカード決済が利用できるようになる。
利用できる電子マネーは、WAON、nanaco、楽天Edy、iDに加え、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんとなる。Apple PayやGoogle Payに登録したSuicaも利用可能だ。対象のクレジットカードはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club。
1台で複数の電子マネー・クレジットカード決済に対応し、全国各地のタクシーに導入が広がっている。2019年前半にはクレジットカードをかざして支払うことができるVisaのタッチ決済やMastercardコンタクトレスにも対応予定。さらに、コード決済のAlipayやWeChat Payにもオプションのバーコードリーダーで対応を予定している。
利用者は、乗車後に電子マネーやクレジットカードで支払うことで、それぞれのポイントを貯めることができる。