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新生銀行で毎月Tポイントを80ポイントは貯められる! ただし、毎月エントリーが必要

2015年4月6日

新生銀行が2015年4月から取引に応じてTポイントが貯まる制度を拡大した。従来はエントリーの上、ファミリーマート等に設置されているイーネットのATMで入出金すると、1回10 Tポイント、1カ月30 Tポイントを獲得できた。2015年4月以降は、ATM以外でもTポイントを獲得できるようになったのだ。

では、どのくらいのTポイントを獲得できるのだろうか? 現実的な使い方で考えてみよう。

毎月55?80 Tポイントは貯められる!

まず、イーネットATMの入出金については、1回の利用で15 Tポイントと5ポイント増えた。しかし、毎月2回までとなったため、1カ月で獲得できるTポイントは30ポイントと変わらない。しかし、3回の作業が必要だったものが2回と回数が減っているため改善だろう。もちろん、イーネットATMでの入出金時は、新生銀行キャッシュカードであれば手数料は無料だ。

新生銀行のイーネットATM利用時の手数料

次に、大きく変わった点は振込入金でもTポイントが貯まるようになったことだろう。1回10万円以上の他行からの振込入金(国内円建て)の場合、1回につき25 Tポイント獲得できる。毎月2回まで有効となるため、1カ月で最大50ポイントとなる。給与振込口座にしておけば25ポイントは獲得できるだろう。また、1カ月3回まで他行宛振込み手数料が無料の住信SBIネット銀行から10万円振り込めば、さらに25 Tポイント獲得できる。ただし、今後は新生銀行への振込時のみ有料化される可能性はある。

新生銀行を給与振込口座に指定

海外ATM利用でもTポイントは貯まるが、毎月貯めると言う条件には当てはまらない。また、自動引落登録でもポイントが貯まるが、新規登録時に100ポイントのため、継続で貯まるものではない。

また、円普通預金、パワー預金、2週間満期預金、外貨普通預金、2週間満期外貨預金の月末残高合計10万円を1口として、毎月10名に1万ポイント、100名に1,000ポイント、1,000名に100ポイント当たる抽選も行われる。こちらも、毎月定額貯まるポイントでは無いため、確実に貯められるポイントとしては、他行からの振込入金2回分、イーネットATMの利用2回分による合計80ポイントとなるだろう。

給料日を過ぎて、住信SBIネット銀行から10万円を新生銀行に振り込む。イーネットATMで新生銀行のキャッシュカードで10万円を引き出し、7万円を入金すれば、お小遣いを3万円にしてTポイントを80ポイント獲得できるはずだ。

新生銀行のTポイントプログラムのエントリー方法は?

エントリーは簡単だ。エントリーページを開き、新生銀行の口座番号、T会員番号、メールアドレスを入力し、「同意します」にチェックを入れ、「エントリー」ボタンをクリックする。

新生銀行のTポイントプログラムのエントリーフォーム

確認画面が表示されるため、口座番号とT会員番号、メールアドレスを確認し、「確認」ボタンをクリック。

新生銀行のTポイントプログラムのエントリー確認画面

これでエントリーは完了だ。エントリー完了の画面が表示され、登録したメールアドレスに「【エントリー完了のお知らせ】Tポイントプログラム」という件名のメールが届くはずだ。

新生銀行のTポイントプログラム エントリー完了画面

ただし、エントリーのページやエントリー完了ページにも書かれている通り、新生銀行のTポイントプログラムの厄介なところは、毎月エントリーが必要なところだ。例えば、本日(2015年4月6日)エントリーすると、2015年5月には再度エントリーが必要になる。

新生銀行のTポイントプログラムは毎月エントリーが必要毎月エントリーが必要となるため、カレンダーに定期登録しておいたほうが良さそうだ。なお、要望があり、可能と判断できればポイ探で自動的に毎月エントリーする仕組みも用意するかもしれない。

ANAのマイルを貯めるのであればスルガ銀行ANA支店の方がおすすめ

TポイントはANAのマイルに交換できる。80 Tポイントは40マイルとして交換可能だ。ただし、スルガ銀行ANA支店であれば給与振込みで50マイルのため、ANAのマイルを貯めている場合はスルガ銀行ANA支店の方が良いだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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