Vポイント+Tポイント=青と黄色のVポイント 今までのTポイント・Vポイントとどう変わるの?

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2024年4月22日から開始する「青と黄色のVポイント」の「V」って何?(菊地崇仁)

2024年4月22日(月)より、「青と黄色のVポイント」が開始する。

現在のTポイントが三井住友グループのポイント「Vポイント」と統合し、Tポイントのロゴである青と黄色をもとに、Vポイントのロゴに変更となる。

青と黄色のVポイント

青と黄色のVポイント

4月22日(月)にはTポイントの名称がなくなり、Vポイントへと切り替わり、約20年続いた「T」が消滅する。

この「Vポイント」という名称だが、2020年6月に「Vポイント」が開始した時にも、名称の由来は公開されていなかった。

普通に考えると「Visa」の「V」となるが、三井住友カードはMastercardも発行しているため、実は「Victory」や「Value」、「VIP」など、他の「V」の意味もあるのかもしれないと思った。

筆者がNTT東日本で携わった「Lモード」の「L」は、「Living」「Lady」「Local」などの「L」だったことを思い出す。

いくら考えても答えは出ないため、三井住友カードに問い合わせる事に。

「VポイントのVは、VisaのVですか?」と聞いたところ、その通りだと。「Visaで使える」という意味もあるとの事だ。

VポイントをVisaで使うには、Vポイントアプリ(統合後は「VポイントPayアプリ」に名称変更)が必要となり、VポイントをVisaプリペイドにチャージする事で、チャージした残高をVisa加盟店で利用できるようになる。

VポイントPayアプリを利用するよりは、三井住友カードの利用料金に充当したり、Tポイントの加盟店で直接利用したりした方が便利だろう。それであれば、「Visaで使わない」ため、知名度の高い「Tポイント」名称を残しても良かったのではないだろうか。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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