エポスオーナーカードの招待状が郵送されてきた。
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エポスカード、事業用に使える「エポスオーナーカード」の発行を開始
エポスカードは、2023年6月上旬より事業用に使える「エポスオーナーカード」の発行を開始した。 エポスオーナーカードは、招待したエポスプラチナカード・エポスゴールドカード保有者が申し込む事ができる法人 ...
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エポスオーナーカードの年会費とエポスポイントは?
事業者向けのエポスオーナーカードの年会費は永年無料、還元率は0.5%のエポスポイントとなり有効期限は無期限。なお、個人カードのポイントとは合算できない。通常のエポスカードと同様、楽天EdyやモバイルSuicaなどのチャージでもエポスポイントがたまる。
なお、年間ボーナスポイントや選べるポイントアップショップ、アプリゲーム(ハイ&ロー)やプラチナカード対象の誕生月ポイントは対象外となる。
エポスオーナーカード | エポスゴールドカード | エポスプラチナカード | |
年間ボーナスポイント | ─ | 最大1万ポイント | 最大10万ポイント |
ポイント有効期限 | 無期限 | ||
ファミリーボーナスポイント | ─ | 最大3,000ポイント | 最大6,000ポイント |
誕生月ポイント | ─ | ─ | ○ |
選べるポイントアップショップ | ─ | ○ | |
10%ポイントプレゼント5DAYS | ─ | ○ | |
ポイントUPサイト | ○ | ||
エポスカード優待 | ○ | ||
アプリゲーム(ハイ&ロー) | ─ | ○ | |
友だち紹介ポイント | ─ | ○ |
エポスオーナーカードはどんな人が申し込めるの?
株式会社・有限会社・投資会社・特定目的会社の会社代表者限定となり、2023年7月24日(月)時点ではiPhoneユーザーのみが対象だ。一般社団・財団法人、学校法人、宗教法人、医療法人、社会福祉法人、特定非営利活動法人、持分会社などの代表者向けサービスも予定しており、Android用のアプリも今後提供される予定となっている。
また、楽天ビジネスカードのように、エポスゴールドカードやエポスプラチナカードとのセット利用が条件だ。年会費無料のエポスカードは対象外。
法人カードだが引落口座は法人名義に加え個人名義も対象となる。
また、重要な点は招待制となる。エポスプラチナカード・エポスゴールドカード保有者向けにエポスカード側で案内を送った人だけが申し込む事ができる。
エポスオーナーカードの補償特典は?
エポスカードの海外旅行傷害保険が2023年10月以降に自動付帯から利用付帯へと変更となるが、エポスオーナーカードは海外旅行傷害保険は付帯しない。
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エポスカード、海外旅行傷害保険を自動付帯から利用付帯に変更 補償金額は一部増額
エポスカードは、2023年10月1日(日)より、海外旅行傷害保険の適用条件を変更する。 現在はカードを保有しているだけで補償を受けられる「自動付帯」だが、2023年10月1日(日)以降は旅行代金をエポ ...
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エポスオーナーカードは国内旅行傷害保険は付帯するため、国内出張などでは利用する事ができるだろう。
エポスオーナーカード | エポスゴールドカード | エポスプラチナカード | |
適用条件 | 利用付帯 | ─ | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 1,000万円 | 1億円 | |
入金日額 | 5,000円 | 5,000円 | |
手術保険金 | 入院日額5・10倍 | 入院日額10・20・40倍 | |
通院日額 | 3,000円 | 3,000円 | |
乗り継ぎ遅延費用 | 3万円 | 付帯するが保険金額不明 | |
出航遅延費用 | 3万円 | ||
寄託手荷物遅延等費用 | 3万円 | ||
寄託手荷物紛失費用 | 6万円 |
カードの盗難・紛失の場合は盗難・紛失の連絡した日を含め、61日前にさかのぼり全額補償となる。
エポスオーナーカードのみの特徴は?
特徴的な機能としては利用可能枠がアップするまでどのくらいかがグラフでわかる点だろう。
法人カードの場合は利用可能枠がある程度大きくなければ使いにくい。エポスオーナーカードのショッピングは100~1,000万円の枠が設定されるが、どのくらいで利用可能枠が上がるかがわからなければ使いにくい。
エポスオーナーカードの場合は利用可能枠があとどのくらいで増えるかの目安がわかるため、利用可能枠が足りない場合でも、他のカードを追加すべきかの判断がしやすい。
また、利用可能枠が上がれば借り入れの金利が下がる仕組みもある。
利用可能枠 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 400万円 | 500万円 |
実質年率 | 13.5% | 10.0% | 7.5% | 6.5% | 4.5% |
なお、EPOS Payやエポスかんたん決済、エポスVisaプリペイドカードは対象外などは問題ないが、エポスETCカードが対象外のため社用車で利用したい場合は若干問題がありそうだ。また、Apple PayやGoogle Payも対象外となっているのもマイナスだろう。
エポスオーナーカード | エポスゴールドカード | エポスプラチナカード | |
エポスVisaプリペイドカード | ─ | ○ | ○ |
エポスバーチャルカード | ─ | ○ | ○ |
エポスETCカード | ─ | ○ | ○ |
Apple Pay | ─ | ○ | ○ |
Google Pay | ─ | ○ | ○ |
EPOS Pay | ─ | ○ | ○ |
エポスかんたん決済 | ─ | ○ | ○ |
Pay-easy払い | ─ | ○ | ○ |
バーコード決済(PAYSLE) | ─ | ○ | ○ |
筆者も法人カードのエポスオーナーカードを申し込もうと思ったのだが、最近のオーナー向けカードで不要になっている「直近会計年度2期分の決算資料」が必要となっており、申し込みのハードルが高いと感じた。
さらに、獲得したエポスポイントは個人カードと合算利用できず、tsumiki証券での利用やEPOS Payでの利用など、使い勝手も悪いため、今回はエポスオーナーカードの申し込みは見送ることにした。