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tsumiki証券で積立投資をはじめてみた! エポスゴールドカード以上は年間利用額のボーナスポイント対象に

2018年8月31日(金)より、エポスカードでの投資信託積立サービス「tsumiki証券」が開始した。

エポスカードで投信積み立てできるtsumiki証券の口座を開設してみた エポスカード情報で口座開設が簡単!

tsumiki証券とは? 2018年8月31日(金)より、丸井グループのエポスカードで積立投資ができる「tsumiki証券」がスタートした。 tsumiki証券は、つみたてNISA対象の投資信託を毎月 ...

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筆者も早速口座開設を行ったが、口座開設が完了したと言うメールが届いた。

 

早速、エポスカードによる積立投資を行ってみたので積立方法、変更方法、取り消し方法、おトクな使い方などを紹介したい。

簡易書留の「口座開設完了のご案内」が届く

tsumiki証券の口座開設が完了したが、メールを見ると、簡易書留で「口座開設完了のご案内」が送られるとある。実際、tsumiki証券にログインしても、「初回ログイン」として「店舗NO」「口座番号」の入力が必要だ。

この簡易書留の書類が届いてから再度アクセスしよう。

簡易書留の情報をログイン後に入力する

「口座開設完了のご案内」が届いたら、再度tsumiki証券にログインする。ログイン後、紙に記載されている「店舗NO」「口座番号」を入力後「次へ」ボタンをクリックする。

「重要なお知らせ」が表示され、「契約締結前交付書面」のPDFをクリックし、内容を確認しよう。問題なければ「同意・承諾します」にチェックを入れて「ログインする」ボタンをクリックする。

ログイン後は初期画面が表示されるため「商品の一覧から選ぶ」をクリック。

商品は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」「コモンズ30ファンド」「ひふみプラス」の4つのみ。4つからの選択となるため、投資初心者でも比較的選びやすいだろう。それでも選ぶのは難しい場合は、以下を参考にして欲しい。

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は世界中の株式や債券での運用となるため、オーソドックスな商品だ。「セゾン資産形成の達人ファンド」は、海外株を中心となり、4つのファンドの中では一番値動きが激しいだろう。「コモンズ30ファンド」は、国内の強い企業30社に限定したファンドとなり、「ひふみプラス」は日本国内のこれから成長する企業が主な投資先となる。

では、それぞれの投資信託での運用実績を見てみよう。「設定来」については設定時期も違うため除外した。

ファンド名 直近1ヶ月 6ヶ月 1年 3年
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド +0.60% +2.76% +5.80% +11.09%
セゾン資産形成の達人ファンド +1.94% +6.20% +17.80% +35.32%
コモンズ30 -1.48% -0.72% +9.58% +20.34%
ひふみプラス -1.4% -3.2% +19.2% +50.6%

6ヶ月の短期間で見ると「セゾン資産形成の達人ファンド」の運用成績が良い。1年から3年では「ひふみプラス」の運用成績が良いことがわかる。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は株や債券での運用となるため大きな値上がりもしていない。しかし、値下がりする場合も他よりも小さい幅になるはずだ。

この運用成績と手数料を考慮しなければ投資信託を選ぶのは難しい。例えば、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは信託報酬が一番低い。セゾン資産形成の達人ファンドは信託報酬が高いのがネックだろう。

ファンド名 購入時手数料 信託報酬 その他手数料
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0% 0.620% 0.100%(信託財産留保額)
セゾン資産形成の達人ファンド 0% 1.550% 0.100%(信託財産留保額)
コモンズ30ファンド 0% 1.0584% 0.108%(監査費用等)
ひふみプラス 0% 1.0584% 0.0054%(監査費用)

その他、分配時や解約時には20.315%の税金が発生する。ただし、NISAやつみたてNISAの場合は一定期間非課税となる。

tsumiki証券でどの投資信託を購入すればわからない場合は?

投資信託の選び方は非常に難しい。あまり値動きが激しくなく、安定した物を選びたいのであれば「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が良さそうだ。しかし、安定しているといっても当然マイナスになる事もある。

4つから1つを選べないのであれば、4つ同じ金額で購入すると言う方法もある。tsumiki証券は、3,000円~50,000円までの積立投資設定ができ、1つのファンドで最低限3,000円からの積立となる。50,000円は、全ての投資信託での合算金額となるため、3,000円を「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」「コモンズ30ファンド」「ひふみプラス」の4つのファンドに均等に積み立て、合計12,0000円を毎月積み立てると言う事も可能だ。

最大で考えると、4つのファンドで合計が50,000円が上限となるため、12,500円ずつ4つのファンドに積み立てることで50,000円を積み立てることもできる。

運用状況を見ながら、積立金額を変更していくのも良いだろう。

tsumiki証券での積立を開始するには?

tumiki証券で積立投資を開始するには、4つのファンド一覧の中の「この商品をつみたてる」をクリックする。

積立設定金額を3,000円~50,000円で選択する。「交付目論見書」「目論見書補完書面」をクリックし、「私は、取引約款、目論見書および目論見書補完書面の記載内容を確認・理解しました」にチェックを入れ「確認する」ボタンをクリックする。

「つみたて内容の確認」画面が表示されるため「つみたてる」をクリックすることで積立購入が可能となる。

tsumiki証券で積立状況を確認するには?

「三」のメニューから「つみたて状況を見る」⇒「つみたて設定一覧」をクリックする。

現在の積立設定金額やファンド情報一覧が表示される。

tsumiki証券の積立金額を変更するには?

積立設定を行っても、毎月27日までは変更する事が可能だ。

積立金額を変更するには変更する場合は、上記の積立状況確認を行い、現在の積立設定金額やファンド情報一覧が表示されるため「変更する」ボタンをクリックし、「つみたて金額」を変更後「確認する」ボタンをクリックし、「変更する」ボタンをクリックする。

tsumiki証券の積立を取り消すするには?

他のファンドに変更するために積立投資を取り消したい場合、上記の積立状況確認を行い、現在の積立設定金額やファンド情報一覧が表示されるため「取り消す」ボタンをクリックし、「取り消す」ボタンを押すことで取り消すことが可能だ。

tumiki証券の積立はカードのポイントはつかないがゴールドカード以上のボーナスポイントは対象に

tsumiki証券で積立投資した場合、カード決済とはなるが、カード決済時のエポスポイントは貯まらない。その代わり、年間購入額に応じたエポスポイントが貯まる。

初年度は0.1%、2年目は0.2%、3年目は0.3%、4年目は0.4%、5年目以降が0.5%とクレジットカードで決済したときと同じポイント数を獲得することが可能だ。

例えば、毎月5万円を積み立てた場合、年間60万円となり、5年以上の場合は年間3,000円分のエポスポイントを獲得できる。

なお、エポスゴールドカードやエポスプラチナカード保有者の場合、年間利用額に応じてボーナスポイントを獲得できる。エポスゴールドカードの場合は、年間50万円の利用で2,500エポスポイントを獲得でき、100万円以上利用した場合は、エポスゴールドカードで1万エポスポイント、エポスプラチナカードで2万エポスポイントだ。

年間利用額 エポスゴールドカード エポスプラチナカード
50万円 2,500エポスポイント
100万円 1万エポスポイント 2万エポスポイント
200万円 3万エポスポイント
300万円 4万エポスポイント
500万円 5万エポスポイント
700万円 6万エポスポイント
900万円 7万エポスポイント
1,100万円 8万エポスポイント
1,300万円 9万エポスポイント
1,500万円 10万エポスポイント

この年間利用額にtsumiki証券での積立金額が含まれるのかを確認したが、含まれるとのこと。従って、5万円を積み立てた場合、エポスゴールドカード利用者は年間50万円以上の利用となるため、2,500エポスポイントのボーナスポイントを積立投資のポイントとは別に獲得できる。

tsumiki証券では1年目が0.1%のエポスポイントとなるが、ボーナスポイントまで考慮すると、エポスゴールドカード以上の場合は最大の5万円を積み立てるのもおすすめだ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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