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My Cloud プレミアム カードは、オールマイティーなキャッシュバックカード

2017年最初に申し込んだクレジットカードは「My Cloud プレミアム カード」だ。実質年会費無料のカードにも関わらず、1%キャッシュバックという優れたカードとなる。なお、「プレミアム」と付いているがプラチナカードではなく、一般カードとなる。

1%キャッシュバックカードと言えば、P-oneカード<Standard>があるが、My Cloud プレミアム カードとの違いを説明していきたい。

特徴1:1,000ポイント以上でキャッシュバック

P-oneカード<Standard>の場合は、請求時に1%OFFとなるが、My Cloud プレミアム カードの場合は、キャッシュバック残高として貯まっていき、1,000円以上になった場合のみキャッシュバック口座に振込が可能となっている。SBIカードと同じような仕組みだ。この点では、P-oneカード<Standard>の方が使い勝手は良いだろう。

My Cloud プレミアム カードの場合は、クレジットカードのキャッシュバック残高にも有効期限はあるが、残高が更新された月の翌月から2年間となっているため、My Cloud プレミアム カードを使ってキャッシュバック残高を獲得している間は実質無期限となる。

特徴2:Apple Payにも対応

My Cloud プレミアム カードはオリコ発行となるため、Apple Payに登録することができる。残念なのはVisaブランドのみとなっており、Apple Payでアプリやネットで利用することはできないが、コンビニエンスストアなどでは、QUICPayとして支払うことが可能だ。

また、多くのクレジットカードは登録時にカードフェイスが表示されるが、My Cloud プレミアム カードの場合は、そのままのカードフェイスではないのが残念なところとなっている。

特徴3:カードにiDが自動付帯

My Cloud プレミアム カードにはiDが自動付帯している。つまり、コンビニエンスストアなどではiPhone 7やApple Watch Series 2でQUICPayとして支払うことができ、iDしか利用できないマクドナルドでは、クレジットカードに付帯しているiDを利用することで、多くの場所でキャッシュバックが可能となる。

特徴4:ETCカードも発行手数料・年会費が無料

My Cloud プレミアム カードの場合は、ETCカードの発行手数料・年会費が無料だ。つまり、ETCの割引を受けられるだけでなく、さらに1%OFFで通行できるということになる。

P-oneカード<Standard>はETCの新規発行で1,000円(税抜)、有効期限の更新時にも1,000円(税抜)が必要となる。

特徴5:My Cloud モールでキャッシュバック

ネットショップで必要なポイントモールも「My Cloud モール」が用意されている。LOHACOは0.6%のキャッシュバックなど還元率はそれほど高くないが、ポイントを貯めたくない人でも利用することができる。

P-oneカード<Standard>の場合はP-ONEモールを利用できるが、P-ONEモールではポイントの獲得となってしまい、完全なキャッシュバックカードではなくなる。


My Cloud プレミアム カードは普段使いには良いカードとなるが、楽天Edyやnanacoチャージは1%キャッシュバックの対象外となっているため、電子マネーチャージは別途カードを用意したほうが良いだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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