1ヵ月程度前に申し込んだマネックスカード。アプラスから1枚のハガキが到着し、「誠に残念ながら今回のカード発行は見合わせて頂くことになりました」との結果だ。つまり審査落ちとなる。
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マネックス口座保有者向けのクレジットカード「マネックスカード」を申し込んで見た！
2021年5月19日（水）より、マネックスカードの申込受付が開始した。 マネックスカードを申し込むにはマネックス証券のアカウントが必要だ。筆者はマネックス証券のアカウントを既に保有していたため、ログイ ...
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今回は、クレジットカードの審査について考えて見たい。
基本的にはカード会社の情報と信用情報機関の情報を合わせて審査する事になるだろう。提携カードについては提携先の意向も反映される可能性はある。例えば、今回はマネックス証券のクレジットカードとなるため、マネックス証券での取引実績なども考慮される可能性もあるが、この辺りはどこまで情報が共有されているのかはわからない。
通常、クレジットカードの審査は申込者の他社カードを含めた申込情報を確認する。例えばCICの「信用情報開示報告書」を確認すると、「クレジット情報」の後ろに「申込情報」と「利用記録」がある。
「クレジット情報」とは、契約しているカードなどの契約情報、利用状況、入金情報などが掲載されており、それぞれの契約毎に1ページ用意される。
「信用情報開示報告書」の「クレジット情報」
「申込情報」とは、過去6ヵ月間の申込履歴が掲載されており、延滞などがないのに審査に落ちたと言う場合は、一番影響がある項目だろう。「申込情報」の件数が多ければ多いだけ審査落ちする可能性がある。
「信用情報開示報告書」の「申込情報」
なお、それぞれのレコードの右側には「保有期限」が設定されており、この期限が過ぎると、「申込情報」から消える。従って、クレジットカードの審査が通らない場合は、この「申込情報」が多くないかを確認しよう。多い場合は、それぞれの「保有期限」を確認し、その期限が過ぎてから申し込むのが良いだろう。
「利用記録」は新規の申込で情報を確認するだけでなく、カード更新時や定期的に情報を確認しているため、申し込みしていないのに情報が利用されている、と言う事も多い。こちらも「保有期限」が過ぎると「利用記録」から消えていく。
「信用情報開示報告書」の「利用記録」
今回、マネックスカードの審査落ちした理由は、「申込情報」を機械的に判断した結果だと考えている。2021年5月19日（水）に申込、ハガキの通知日も5月19日となっており、即時審査落ち。機械的なチェックで落ちた可能性が高そうだ。
マネックスカードの審査落ち
どうしてもクレジットカードの審査が通らない場合は、CICの信用情報開示報告書を入手（1,000円で入手可能）し、延滞履歴がないか、申込情報が多くないか（経験上4枚以上は危険）を確認し、申込情報が少なくなったタイミングで再度チャレンジするのがおすすめだ。
今回、マネックスカードを申し込みしたのは、2021年冬頃から投信積立決済サービスを開始する予定となっており、実際に試して紹介するためだ。しかし、審査落ちによりマネックスカードによるカード積立サービスについては紹介できない可能性が出てきた。11月頃に再チャレンジして審査が通らない場合はマネックスカードは諦めることにする。