納付済みの請求書を読み取ると「納付済み」と判定するスマホ決済サービスがあった！　通常のQRコード読み取り画面で認識も！

先日、2021年度の自動車税をau PAY（請求書支払い）で支払った。au PAYゴールドカードからのチャージで2％のPontaポイントが、au PAY（請求書支払い）の利用で0.5％と合計2.5％還元となる。さらに、クレジットカード納付と違い、手数料も必要ない。

スマホ決済の「請求書支払い」はメニューを探すのが大変だなと感じており、店舗にあるQRコードで読み取る事ができるのか調べてみることに。

今回試したのは東京都の自動車税。既に納付済みだが、手元にバーコードがあるため、au PAY、d払い、PayPay、LINE Pay、J-Coin Payの5つのアプリで確認した。

まず、au PAYを起動し納付書のバーコードを読み取る。「読み取りエラー」と表示されたためNG。

au PAYの通常QRコード読み取り画面で納付書のバーコードを読み取る

続いて、d払い。d払いの上部メニューから「読み取る」を起動してバーコードを読み取ると、「お手続きを完了することができませんでした」とエラーが出たが、その下に「お手元の請求書はお支払い済みの可能性があります」との表示が出た。つまり、QRコードを読み取るカメラで請求書を読み取ると、請求書支払いとして認識し、さらに納付済みである事まで通知があると言う事だ。

d払いの通常QRコード読み取り画面で納付書のバーコードを読み取る

クレジットカード納付や請求書払いは、コンビニなどとは違い、収納印が押されないため、自分で納付書を管理しなければならないのだが、d払いは納付済みである事を教えてくれる。実はau PAYは「読み取りエラー」と表示されていたが、納付済みであるためにエラーとなっていたのかもしれない。

続いて、PayPay。「スキャン」ボタンをタップし、バーコードを読み取ると「すでに支払い済みの請求書です」と表示された。PayPayも店舗のQRコードを読み取るように納付書のバーコードで支払いができ、納付済みのチェックをしてくれる。

PayPayの通常QRコード読み取り画面で納付書のバーコードを読み取る

LINE Payで読み取ってみる。LINE Payのコードの読み取り画面を起動して、バーコードを読み取る。読み取りは成功するが、二重支払いについてのチェックはない。そのまま支払いができてしまう。

LINE Payの通常QRコード読み取り画面で納付書のバーコードを読み取る

最後にJ-Coin Payだ。J-Coin Payの「支払う」からカメラを起動して読み取ろうとしても読み取る事ができなかった。

J-Coin Payの通常QRコード読み取り画面で納付書のバーコードを読み取る

メニューの「請求書払い」をタップし、バーコードを読み取ると正常に読み取れたため、J-Coin Payの場合は、「請求書払い」メニューからアクセスしなければ支払う事ができない。なお、支払い画面が表示されたため、二重払いのチェックはない。

J-Coin Payは請求書払いからアクセスしなければ利用できない

au PAYはNGと判断していたが、請求書支払いからバーコードを読み取っても同じエラーが表示されるため、エラーメッセージがわかりにくいだけで、通常のQRコード読み取り画面からも読み取る事ができ、二重払いのチェックもあると考えられる。こちらは、固定資産税の時に再度チェックしたい。

コード決済で請求書支払いの方法がわからない場合は、とりあえず店舗でQRコードを読み取る画面から納付書のバーコードを読み取ってみると良さそうだ。

※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です