ANA(全日本空輸) クレジット コラム マイレージ マイレージ 一般カード

ANAカードの最強サブカード「ソラチカカード」はExtreme Card以外でも相性抜群

2014年8月28日

ANAのマイルを貯めるのであれば、Extreme Card(エクストリームカード)+ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)がおトクだ。通常のANAカードでは、年間利用額が300万円を超えたとしても還元率は1.0%~1.09%。Extreme Card(エクストリームカード)+ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)の場合は1.35%まで還元率がアップする。さらに、クレジットカードの年会費、交換手数料も安くなる。

ソラチカカードが最強のサブカードになる理由は、Gポイントからメトロポイントを経由してANAのマイルに交換するレートが高いためだ。つまり、Gポイントに交換できるポイントであればソラチカカードを保有しているとANAのマイルに効率よく交換できるということだ。

では、Gポイントに交換できるクレジットカードを見てみよう。ポイ探の逆サーチで調べると、Gポイントに交換できるクレジットカードのポイントとしてはジャックスカードの「ラブリィポイント」、ライフカードの「LIFEサンクスプレゼント」、三井住友カードの「ワールドプレゼント」、ポケットカードの「ポケット・ポイント」、セディナカード/OMCカードの「わくわくポイント」となる。

この中で特徴のあるカードは、誕生日月がポイント5倍のライフカードだ。LIFEサンクスプレゼントはライフカードの利用金額1,000円につき1ポイント獲得できる。誕生日月は1,000円につき5ポイントだ。貯まったポイントは300ポイントでANAのマイル900マイルに交換可能となるため、誕生日月に6万円利用するだけで900マイルに交換できるのだ。マイル還元率としては1.5%と非常に高い。

次に、ライフカードのポイントLIFEサンクスプレゼントをGポイント、メトロポイントを経由して、ソラチカカードを使い、ANAのマイルに交換することを考えてみよう。

100ポイントが500Gに交換できる。500Gは500メトロポイントに交換可能で、さらに450マイルに交換可能だ。要するに、誕生日月に6万円利用して獲得したLIFEサンクスプレゼントの300ポイントは1,350マイルに交換できるということだ。直接交換するよりも450マイル多く獲得でき、マイル還元率は2.25%にもなる。

ANAマイラーであればソラチカカードを保有していたほうが良いということがわかっていただけただろう。

最後に、ライフカードを申し込む場合はJCBブランドかMasterCardブランドが良い。Extreme Card(エクストリームカード)+ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)の組み合わせの欠点は電子マネーチャージに弱いところだ。ソラチカカードでPASMOオートチャージ時に貯まるOki Dokiポイントのみ。どちらも、nanacoチャージや楽天Edyチャージではポイントが貯まらない。

サブカードとしてライフカードを保有していれば、JCBブランドであればnanacoチャージでもポイントが貯まり、MasterCardブランドであればau WALLETチャージでもポイントが貯まる。使う電子マネーを考えて、国際ブランドを考えると良い。また、ライフカードは、誕生日月でも1,000円につき0.5ポイントとなるが、楽天Edyチャージでもポイントを獲得できる。楽天Edyチャージでポイントが貯まるカードは貴重なのだ。

Extreme Card(エクストリームカード)+ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)とANA VISA Suicaカードの年会費・還元率の比較、ライフカードについては以下の記事も参考にして欲しい。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

-ANA(全日本空輸), クレジット, コラム, マイレージ, マイレージ, 一般カード
-, , , , , , ,

© 2024 ポイ探ニュース