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マイルを『購入』する?ANA/JALのマイルを間接的に購入する方法とは?

2015年4月21日

外資系航空会社ではマイルの購入(バイマイル)ができる会社が多くあるが、残念なことに、日本の航空会社であるANA/JALにはバイマイルの制度は設けられていない。しかし日本の航空会社であるがゆえに、日本国内の様々なポイント・プログラムと提携し、マイルに移行することが可能になっている。今回はポイント・プログラムを利用した間接的なマイルの購入方法について解説したい。

1.用意するカードは『ANA To Me CARD PASMO JCB』『JTBトラベルポイントJMBカード』

まず、ポイント・プログラムで得たポイントを効率よくマイルに変換するルートを確保しなくてはいけない。ANAマイルに変換するには『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』を利用するのが最も効率が良い。このカードがあれば、メトロポイント100ポイント=90ANAマイルのレートで交換することが可能だ。

GポイントからANAのマイルに移行

JALマイルに変換するには効率は悪くなるが、『JTBトラベルポイントJMBカード』を利用するのがベターだろう。このカードはクレジットカードではなく、JTBのポイントカードとJMB WAONが一体となったカードで誰でも無料で申し込める。このカードがあればJTBトラベルポイント5,000ポイント=2,500JALマイルのレートで変換することができる。ANAマイルを購入したい場合は東京メトロに、JALマイルを購入したい場合はJTBトラベルポイントにポイントを集約させればいいことになる。

ハピタスからJALのルート

2.利用するサイトは『Gポイント』『ハピタス』

貯めるポイントは総合ポイントサイトの『Gポイント』または『ハピタス』を利用する。Gポイントは直接、ハピタスはポイント交換サイトPeXを経由することでポイントを東京メトロ、JTBトラベルポイントに移行することができる。これら2つのサイトのどちらか(あるいは両方)を効率良く利用し、ポイントを貯めていくことになる。

3.狙い目は『とくポン・とくポンアドバンス』『100%バック』

上記2サイトは総合ポイントサイトであり、ポイントモールの利用の他、アンケートへの回答などでもポイントがもらえるのだが、注目すべきはGポイントの場合は『とくポン・とくポンアドバンス』、ハピタスの場合は『100%バック』というキャンペーンである。これらは広告の一環として、キャンペーン対象の商品を購入した場合、初回に限り購入金額が100%ポイントで返ってくるというシステムである(とくポンの場合は100%でない場合もある)。

早い話、対象商品を購入することで1ポイント=1円でポイントを購入する目的で使えるのである(『ついでに』商品も手に入る)。商品の購入にクレジットカードを用いれば、その分のマイルも積算される。100円=1マイルで還元されるカードを使い、Gポイントのとくポンで10,000円分の商品を購入した場合、Gポイント10,000ポイントと100マイルが還元されることになる。10,000円の出費で、ANAであれば9,100マイル、JALであれば5,100マイル(とキャンペーンの商品)を得ることができる。つまり、キャンペーンを利用してGポイントやハピタスのポイントを『購入』することで、間接的にマイルを購入することができるのである。


今回の記事ではポイントサイトのキャンペーンを利用して間接的にマイルを購入する方法を解説した。マイルを特典航空券に交換して効率よく利用できるのであれば、狙ってみても面白い。最後に、ANAマイルは特典航空券に変換できなくても、最高で1マイル=1.6スカイコイン(ANAマイレージクラブ一般会員の場合)で利用できることを付け加えておく。

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tidaliathan

クレジットカード、電子マネー、ポイントカード、マイレージプログラムが理由もなく好きです。知識とデジタルデバイスを駆使してより満足度の高い支出をすることをモットーとしています。クレジットカードは10枚以上使用していますが、メインで使っているのはコスト・ベネフィット比に優れる(と思っている)セゾンプラチナカードとソラチカカードです。ステータスマッチ、バイマイル、株主優待なども守備範囲です。

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