スルガ銀行○○支店とは?
筆者はスルガ銀行ANA支店を利用してANAマイルを貯めている。クレジットカードの引落に設定していると1件につき5マイル獲得できる。
スルガ銀行には、ANA支店だけでなくTポイント支店、リクルート支店、ソネット支店などもある。また、Dバンク支店にはdポイントクラブ応援バンク、ALSOK CLUBなどもある。
既にスルガ銀行ANA支店を保有しているが、新たにスルガ銀行リクルート支店を作成することに。通常、銀行口座は1人1口座のみだが、スルガ銀行ANA支店やリクルート支店は併用することが可能だ。
スルガ銀行リクルート支店はリクルートポイントが貯まる!
「じゃらん」や「ポンパレモール」などで貯まるポイントは「Pontaポイント」に統合されているが、リクルートポイントはなくなったわけではない。
リクルートカードも同じだが、スルガ銀行リクルート支店の取引で貯まるのはリクルートポイントとなる。
リクルートポイントは、リクルート関連のサービスで利用できるだけでなく、Pontaポイントにもリアルタイムで交換することができる。ただし、自動交換はされず、手動で交換手続が必要だ。
このリクルートポイントについては後述するが、まずはスルガ銀行リクルート支店で貯まるリクルートポイントについて紹介したい。
スルガ銀行リクルート支店でリクルートポイントが貯まるサービスは?
リクルートポイント付きVisaデビットカード
Visaデビットを利用すると0.8%のリクルートポイントが還元される。デビットカードで0.8%の還元率は高い。
毎月1日~末日までの姶良の引落金額に対して、0.8%が翌月11日に獲得できる。
年会費、発行手数料は無料で、15歳以上が対象だ。
リクルートポイント付き定期預金
預け入れ10万円毎に60ポイント獲得できる。満期日の翌月11日にポイントが付与される。
利息については15.315%の国税と5%の地方税が引かれるが、ポイントに対しては非課税となる。
ただし、満期後は1年間の自動延長となるため注意しよう。
スペシャルギフト付き定期預金
預け入れ10万円を1口として、毎月1回、自動で抽選となる。1等が10万ポイント、2等が1,000ポイントだ。
当選した場合は、抽選月の11日にリクルートポイントを獲得できる。
こちらも、満期後は1年間の自動延長となる。
リクルートポイント付きダイレクト投資信託
10万円の投資信託購入毎に20ポイント獲得できる。複数のファンドや積立投資信託の購入金額を合算可能。
月末申込日基準で月中購入額を確定。翌月11日にポイントを獲得できる。なお、新規購入のみとなり、継続ポイントは獲得できない。
リクルートポイント付き給与振込サービス
「給与」として認識できる入金1件につき5ポイント、最大で50ポイント獲得可能。
なお、「給与振込」の認識は、銀行間での取り決めによる資金振込時の入金方法の判別で行われる。振り込み元が指定しているため、給与の受取口座を変更してもポイントを獲得できない場合もあるので注意が必要だ。
スルガ銀行 リクルート支店へに給与振込口座を変更する前に、勤務先の担当者に「入金方法」を聞いてから変更した方が良いだろう。
リクルートポイント付き口座振替サービス
クレジットカードや携帯電話料金、公共料金などの支払い口座振替をスルガ銀行 リクルート支店にすると、1件につき3ポイント獲得できる。最大60ポイント。
リクルートポイント付き年金受取サービス
厚生年金、国民年金、共済年金を10万円以上受け取ると、年金受取のたびに100ポイント獲得できる。なお、複数先から入金があった場合でも1件と見なされるため、1ヵ月100ポイントが最大となる。
リクルートポイントは今後どうなる?
筆者がスルガ銀行リクルート支店を申し込んだ理由は、今後リクルートポイントはポイント業界でキーになる可能性があるためだ。
2020年5月より、au WALLETポイントがPontaポイントに統合される。また、リクルート関連サービスの利用でdポイントが貯まるサービスを2020年第3四半期から開始予定とも発表されている。
au WALLETポイントがPontaポイントに統合されたときに、Pontaポイントをdポイントに交換することが可能となり、この辺りは何らかの制限がかかる可能性がある。例えば、JALとANAのマイルのように、JAL⇒エムアイポイント⇒ANAは交換ルートとしては存在するが、JALのマイルから交換されたエムアイポイントはANAのマイルに交換できない。同じように、auで貯めたPontaポイントは、dポイントに交換できない、またはdポイントとPontaポイントの相互交換が終了、またはPontaポイントとdポイントの交換レート改悪といった事が起きそうだ。
また、リクルート関連サービスではPontaポイントかdポイントを選べるようになるが、リクルートポイントのdポイントへの交換サービスが始まるかは不明となる。Pontaとauとリクルートが仲良くしようとしていたところ、ドコモがリクルートをPontaから引き剥がそうとしている。現在は、リクルートポイントがPontaポイントに交換できるが、ポイント交換が終了してリクルートポイント⇒dポイントに切り替えてくる可能性もあるだろう。
今後のポイント業界を考えるときに、au WALLETポイントとPontaポイントの統合と、リクルート関連サービスでdポイントが貯まるサービスあたりが鍵になる。この2つは注目した方が良いだろう。