コラム

新型コロナウイルス感染症対策はポイントでも支援可能 いつも迅速なマイルでの募金は不可

2020年4月13日

新型コロナウイルスによる全世界の感染者数は、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると2020年4月13日(月)11時現在で184万6963人、死者数は11万4101人。感染者数や死者数が増え続けている。

医療現場ではマスクや防護服などが足りない状態とのニュースも多く、「国境なき医師団」のwebサイトを確認すると、5,000円で医療用フェイスシールド3点を寄付する事ができると書かれていた。

国境なき医師団に5,000円寄付すると医療用フェイスシールド3点を提供できる

クレジットカードのほか、コンビニ、ペイジー、楽天Edy、auかんたん決済で寄付する事が可能だ。寄付する際は「支援対象」を「新型コロナウイルス感染症機器対応募金」を選択できる。寄付する金額は3,000円、5,000円、10,000円、30,000円と選択することができるが、任意の金額を入力することも可能。1,000円でも、50,000円でも寄付できる。筆者はクレジットカードで寄付をした。

国境なき医師団にクレジットカードで寄付

なお、保有しているポイントでの支援も始まっている。

2020年4月10日(金)~6月19日(金)まで、楽天クラッチ募金で「新型コロナウイルス感染症対策支援募金」が開始。楽天ポイント1ポイント=1円として寄付できる。なお、キャンペーンなどで獲得できる期間限定ポイントの利用も可能だ。

また、Yahoo!ネット募金でも新型コロナウイルスに関する緊急支援も開始。2020年4月12日(日)時点で12件のプロジェクトが存在する。

直接の支援以外でも奨学金や臨時休校中の子供と家族を支える募金などもある。Tポイントの利用が可能となり、1ポイント=1円として寄付できる。

dポイントでは、子供の未来応援基金への寄付となり、新型コロナウイルス発生による臨時休校中の子供に対する緊急支援などに利用される。1 dポイント=1円として寄付できる。

様々な災害時にはポイントやマイルでの寄付が可能となるが、新型コロナウイルスに対する寄付についてはそれほど多くない。それだけ影響が広範囲という事だろう。

ただし、クレジットカード会社などではポイントでの寄付を通年受付しており、国境なき医師団、日本赤十字社、国連UNCHR協会などに寄付する事が可能だ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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