2017年6月22日(木)から始まったnanacoオートチャージサービス。オートチャージ時に200円につき1 nanacoポイントも獲得できるためおトクだ。
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セブン-イレブンとイトーヨーカドーでnanacoオートチャージサービスが開始 オートチャージサービスを設定してみた
2017年6月22日(木)より、セブン-イレブンとイトーヨーカドーで、nanacoのオートチャージサービスが開始したので実際の設定方法を紹介したい。 まず、nanaco会員メニューにログインし、「na ...
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このnanacoオートチャージサービスは、残高が設定した金額未満になると、設定した金額がチャージされるという仕組みとなる。
例えば、16万円の税金を1枚のnanacoで支払う場合、オートチャージサービスを使うことで簡単に支払うことが可能になるのかもしれない。検証してみよう。
オートチャージされる条件は?
まず、オートチャージの設定を見てみよう。
オートチャージを実行するnanaco残高 | 1,000円?10,000円(1,000円単位)、15,000円、20,000円 |
オートチャージ金額 | 5,000円?10,000円(1,000円単位)、15,000円、20,000円、25,000円、30,000円 |
例えば、1,000円未満になると、2円をチャージする、と言うような設定が可能となる。2万円未満になると、3万円のチャージと設定すると、約5万円というカード上限となるような設計だろう。
この、「オートチャージを実行するnanaco残高」と言うのは「支払後の残高」となるところに注意が必要だ。
どんなときオートチャージされる?
nanacoのサイトで、次のような説明がある。
支払後の残高が3,000円未満になると、5,000円がチャージされる設定にした場合。
1.nanaco残高が6,000円で4,000円の買い物をする
支払後の残高が3,000円未満になるため、5,000円チャージされる。つまり、買い物後のnanaco残高は7,000円となる。これは一番わかりやすい。
2.nanaco残高が6,000円で12,000円の買い物をする
支払後の残高は-6,000円となり、オートチャージで5,000円チャージしても残高はマイナスとなるため、この場合はオートチャージされずに支払うことができない。
3.nanaco残高が6,000円で7,000円の買い物をする
支払後の残高は-1,000円となり、オートチャージで5,000円チャージすると、残高不足にならないため、5,000円がチャージされる。チャージされた5,000円から1,000円引かれ、買い物後のnanaco残高は4,000円となる。
ちなみに、オートチャージ時は、残高反映などの手続きは必要なく自動的に処理が走るため、1回のタッチでこの支払は完了となる。
高額の支払いでのオートチャージサービス利用方法は?
このオートチャージ条件で、支払後の残高が1,000円未満となり、3万円がチャージされる設定にした場合を考えてみよう。
a.nanaco残高が5万円で8万円の支払いをする
上記"3"と同じことになるため、1回で支払うことが可能となるはずだ。
b.nanaco残高が5万円で9万円の支払いをする
こちらは、上記"2"と同じとなり、チャージ設定の最大が3万円のため支払うことはできない。
c.nanaco残高が5万円、センター預かり分が5万円で13万円の支払いをする
1回目の支払い後にレジで残高確認をしてもらうことで、2回目にオートチャージが働き支払いが完了する。
d.nanaco残高が5万円、センター預かり分が5万円で16万円の支払いをする
最初に書いた16万円の税金の支払いについてだ。上記"2"より、オートチャージだけで16万円の支払いはできない。
まず、10万円までの支払いは完了するが、残り6万円は、上記"2"と同じ仕組みとなるため、支払いエラーとなる。
nanacoのオートチャージサービスが開始し、1度もクレジットカードチャージをせずに税金の支払いが可能になるのではないかと考えたが、なかなか簡単にはできなさそうだ。やはり複数枚のnanacoを利用することになるだろう。
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