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ローソン×Ponta Web利用手続きの大盤振る舞いキャンペーンを考察する

最近ローソンがおトクなキャンペーンを次々と打ち出している。筆者が体験したキャンペーンから、その理由と今後を考察する。

まずはここ2か月で筆者が参加したローソンのキャンペーンを紹介する。

1.ローソンでの2017年2月のお買い上げポイントが最大5倍

店頭でこのキャペーンを見て、筆者はPonta Web利用手続きを行った。ロッピーでキャンペーン登録すると1か月分のポイントが2倍に、Ponta Web利用手続きを行いキャンペーン登録すると5倍になるというものである。

3月中旬にポイントが付与されたので、キャンペーン参加者は確認して欲しい。数日に1回、飲み物を買う程度の買い物で270 Pontaポイント獲得できた。

2.カフェオレもOK! コーヒー1杯無料プレゼント

これはプレミアムフライデーとしての企画であったが、2017年3月23日(木)まで有効のキャンペーンだ。筆者も3月中旬に利用した。

JALの搭乗券の裏など、100円分のコーヒー無料キャンペーンはよく見るが、150円分のキャンペーンは初めて体験した。

150円になるとカフェオレが選択可能になるのが個人的には嬉しく、満足度の大変高いキャンペーンであった。

3.先着100万名ローソン200円分買物券プレゼント

2017年3月に入り始まったのがこのキャンペーンだ。

筆者は先着100万人に間に合い、200円引きで買物が出来た。

この2か月に参加したキャンペーンを通じて単純計算で620円分得をした。この3つのキャンペーンはいずれも「Ponta Web利用手続き」が必要になる。

PontaWebとは?

PontaWebとは、2017年1月23日(月)に「Ponta.jp」から移行した新しいPontaのWebサービスである。

Webサイトの移行に伴い既存Ponta会員もこの「Ponta Web利用手続き」を行わないとポイント利用、管理、交換などが出来なくなった。

Ponta Web利用手続きにはPonta会員IDに加え、リクルートIDの紐づけが必要となる。

3システムにログインし6画面目でようやくキャンペーン参加

リクルートグループが自社ポイントからPontaに乗り換え、Ponta Webにリクルートのシステムを連携させたことからPontaの利便性が大いに損なわれている。

例として「先着100万名ローソン200円分買物券プレゼント」キャンペーン申し込みの際の画面遷移を紹介する。

  1. Pontaの15ケタのカード番号を入力
  2. リクルートIDのパスワードを入力
  3. 表示されて5秒ほどで自動遷移する画面の表示
  4. Ponta Webログインボタンをクリック
  5. 「次へ」ボタンをクリック
  6. キャンペーンの発券コード・発券キー画面の表示

Pontaの情報、リクルートIDの情報、そしてPonta Webという3つのシステムの処理を行うこと6画面。ようやくキャンペーン参加が出来た。

これで終わりではなく、ローソン店舗に行き、ロッピーで発券処理を行って初めて買い物が可能となる。

キャンペーンひとつとってもこれだけの手間がかかるので、当然更に多くの情報を必要とする「Ponta Web利用手続き」はユーザーにとって非常に不便を強いるものである。

筆者も途中で辞めようかと思うくらいであったので、これを機に一定数のライトユーザーはPontaを貯めることを止めるのではないかと感じた。

2017年4月以降もキャンペーンは続く?

かなりのポイント好きで、Pontaが生活必需品である筆者でさえ嫌になるこのシステムが壁となり、Ponta.jpからPonta Webへの移行は難航すると考えられる。

ここで不便だからとセブン-イレブン×nanacoやファミリーマート×Tポイントに乗り換えられると死活問題であるPontaとしては、システム改修し、操作性が向上するまで促進キャンペーンを打たざるを得ないのではないだろうか。

4月以降もキャンペーンを打ってくるのか、ローソンの情報を楽しみにするとともに、操作画面がどう改善されるか、Pontaの動向に注目したい。

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hirosemari

単身者で収入も支出も限られる中、趣味を満喫するためにポイント・マイルを貯めては国内旅行と買い物を楽しんでいます。ポイントは使って初めて「おトク」が確定するのでどんどん使います。「またポイントでただなの?」と友人に言われるのが喜びです。JALカード TOP&ClubQ、アトレクラブビューSuicaカードの2枚をメインに、ポイント3重取りを心掛けていますが、細かく、複雑になり過ぎないように、少ない手間で「気が付けばまたポイントが貯まっている」という環境作りを心掛けています。読んでくださる方が現実的に実行しやすい情報、判断基準となる情報を提供し、皆さんの豊かなポイントライフのお役にたちたいと思っています。

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