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漢方スタイルクラブカードもREX CARDに続き改悪へ リーダーズカードとエクストリームカードの行方は?

2015年8月7日

漢方スタイルクラブカードの改悪筆者も保有しているREX CARDに続き、漢方スタイルクラブカードからも改悪のはがきが届いた。

2015年12月以降は月間利用額2,000円につき6 KAMPO STYLE CLUBポイントとなる。1ポイント=5円相当のため、還元率は1.5%だ。従来は月間利用額2,000円につき7 KAMPO STYLE CLUBポイントで還元率は1.75%。0.25%の改悪となる。

2015年11月まで 2015年12月以降
1回払い・回数指定分割払い・ボーナス払い 2,000円につき7ポイント 2,000円につき6ポイント
リボ払い 2,000円につき9ポイント 2,000円につき8ポイント

また、漢方スタイルクラブカードの魅力だったボーナスポイントも改悪となる。従来は年間3,500ポイント以上貯めた場合は500ポイントのボーナスポイントを獲得できたが、2016年2月以降は350ポイントとなる。

ボーナスポイントを含めた還元率を計算すると、従来は58万円の利用で1.97%、100万円の利用で2%となっていたが、2016年2月以降は、67万円の利用で1.69%、117万円の利用で1.65%だ。

2016年1月まで 2016年2月以降
2,000?3,499ポイント 250ポイント 250ポイント
3,500ポイント以上 500ポイント 350ポイント

漢方スタイルクラブカードのボーナスポイントは、年間利用額ではなく、獲得ポイントでの判断となるため、獲得ポイントの減少でボーナスポイントを獲得できる金額も高くなってしまう。

なお、現時点ではリーダーズカード、エクストリームカードの改悪の案内は届いていないが、リーダーズカードは改悪になる可能性は高いのではないだろうか。今回の改定では1.5%還元が上限となっており、そこまでは下がる可能性があるだろう。

エクストリームカードについては、Gポイントへの交換で1.5%還元、Jデポへの交換で1.25%還元のため、おそらく維持されるのではないかと考えている。もしエクストリームカードが改悪となった場合は、年会費無料のREX CARD Liteと整合性がとれなくなってしまうためだ。

筆者はリーダーズカード、エクストリームカードも保有しているため、改悪の案内が送られてきたら順次アップしていきたい。乗り換えの検討は改悪の案内のアップがなくなってからにしたほうが良いだろう。

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菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 約110枚のクレジットカードを保有し、150万円以上の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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