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クレジットカードで利用できる国内線空港ラウンジの魅力とは? ラウンジってどんなところ? どんな人に向いているの?

2015年12月28日

クレジットカードのゴールドカードを保有していると「国内の空港ラウンジが利用できます」と書かれている場合がある。

今回はクレジットカードで利用できる国内線ラウンジを紹介したい。

ラウンジを利用できるクレジットカードは?

空港ラウンジを利用できるゴールドカード今回は、羽田空港の第1旅客ターミナルのエアポートラウンジ(北)と新千歳空港のスーパーラウンジを利用したので紹介したい。ラウンジを利用できるクレジットカードは以下のカードとなる。

  • 三井住友トラストクラブ(ダイナースクラブカード、SuMi TRUST CLUBゴールドカード、SuMi TRUST CLUBリワード ワールドカード、SuMi TRUST CLUBリワードカード、SuMi TRUST CLUBエリートカード、SuMi TRUST CLUBプラチナカード)
  • JAグループ・オムニカードグループ(Visaプラチナカード、ゴールドカード)
  • JCBカード(JCBザ・クラス、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBゴールド、JCBゴールドEXTAGE、JCBネクサス、JCBビジネスカード)
  • UCカード(ゴールドカード、ヤングゴールドカード)
  • MUFGカード(プラチナ、ゴールドプレステージ、プレミオ)
  • DCカード(DC ゴールドカードノブレス、DCゴールドカード、DCゴールドカードヴァン)
  • UFJカード(ゴールドカード、ヤングゴールドカード、プレミオ
  • NICOSカード(ゴールドカード、プレミオ)
  • Oricoカード(ザ・ゴールド、ゴールドアプティ)
  • ライフカード(ライフカードゴールド、ビジエンス・ビジネスカードゴールド)
  • TS CUBICカード(ゴールドカード、レクサスカード
  • 楽天カード(楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード)
  • EPOSカード(エポスプラチナカード、エポスゴールドカード
  • イオンカード(イオンゴールドカード)
  • エムアイカード(三越 M CARD GOLD、MICARD GOLD、伊勢丹アイカードゴールド)
  • アメリカン・エキスプレス・カード(ブルーカード、および一部の法人カード、提携カードを除く全てのカード。)
  • アプラスカード(ポルシェカード、ゴールドカード)
  • ジャックスカード(ゴールドカード)

新千歳空港のスーパーラウンジでは、上記に「SURUGA VISAカード(プラチナカード、インフィニットカード)」が加わる。

アメリカン・エキスプレス・カードとポルシェカードは同伴者1名まで無料となるが、それ以外のカードは同伴者有料だ。ただし、ラウンジによっては、12歳までの子どもが無料だったり、3歳以下の子どもでも有料となる場合もあるため、事前にチェックして利用しよう。

ラウンジを使う方法・ラウンジ内のサービスとは?

ラウンジに入る前に対象のクレジットカードと当日の航空券を提示すると利用できる。利用できるサービスとしてはソフトドリンク、新聞・雑誌、無線LANなどが利用できる。アルコール飲料やスナック、シャワーの利用は有料だ。

空港ラウンジは新聞や電源確保も可能

ソフトドリンクは、コーヒーやオレンジジュース、アップルジュース、コーラ、ジンジャエールなどが無料で飲むことができる。

広さも十分で、窓側の席であれば飛行機を見ることも可能だ。様々なタイプの席も用意されており、1人で仕事をするにも、同僚と利用するにも使うことはできるだろう。PCを利用できるような席では電源確保もでき、バッテリーに不安があったとしても安心だ。

羽田空港 第1エアターミナル エアポートラウンジ(北)

クレジットカード保有のみで利用できる特典と考えると十分ではないだろうか。特に年会費無料のイオンゴールドカード、エポスゴールドカードでも利用できると言うのは大きなメリットといえるだろう。ただし、SBIゴールドカードやSBIプラチナカードなど、年会費が有料のゴールドカードでもラウンジの利用はできない場合もあるため「ゴールドカード=ラウンジ利用可能」ではないということは覚えておく必要がある。

クレジットカードで利用できるラウンジのデメリットは?

一番利用客の多い羽田空港には第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナルがある。第1旅客ターミナルにはエアポートランジ(中央)、エアポートラウンジ(北)、エアポートラウンジ(南)があり、第2旅客ターミナルにはエアポートラウンジ(南)、エアポートラウンジ(北)、エアポートラウンジ(北ピア)がある。これらは、すべて手荷物検査後に利用可能なラウンジとなっている。ラウンジもいくつかあり、搭乗口に近いラウンジの場合は利用価値もある。

しかし、新千歳空港のスーパーラウンジは、手荷物検査前に設置されており、ゆっくりと利用できるような環境ではない。さらに、ANA側からは非常に遠いため、出発時刻ギリギリまでラウンジを利用する事はできず、出発時間の30分以上前に出て、手荷物検査を済ませてから、搭乗口まで移動する必要がある。混雑している時は、手荷物検査に時間がかかることを考えると、ほぼ利用できないと考えたほうが良い。

また、同伴者が有料というのもデメリットだろう。会社関係で出張する場合、団体で行動していると1人だけラウンジを利用するわけにもいかない。他の人も同レベルのカードを保有していれば良いが、保有していない場合は利用しにくい。アメリカン・エキスプレス・カードとポルシェカードは同伴者1名まで無料となっているため、このようなシチュエーションでの使い勝手は良いのではないだろうか。

つまり、搭乗口の近くにラウンジがあり、1人で出張する場合には利用価値は高い。しかし、搭乗口から遠く(手荷物検査前に設置)、複数人で行動している場合は、それほど利用価値がないのがクレジットカードで利用できる空港ラウンジということだ。

このデメリットを解決するラウンジがある。航空会社が用意しているラウンジだ。次回は航空会社のラウンジがどのようなものなのか、クレジットカードで利用できるラウンジとどう違うのかを解説したい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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