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Rポイントカード開始、Rポイントカード誕生での「楽天スーパーポイント」の使い方

2014年10月2日

2014年10月1日(水)、楽天の共通ポイントサービス「Rポイントカード」が開始した。筆者もRポイントカードの記者会見に行ってきたが、事業部の話はなく、具体的な楽天スーパーポイントの使い道などのアナウンスはなかった。

そこで、筆者が考えるRポイントカード誕生による「楽天スーパーポイント活用法」を紹介したい。

期間限定ポイント、他社からの交換ポイントはRポイントカードで消費せよ!

楽天市場の買い回り等で貯まる期限のある楽天スーパーポイントがある。10月中旬頃に付与され、10月末までに利用して下さい、と言うアレだ。期間限定ポイントが数百ポイントや数千ポイントあれば、何らかの商品を買おうと思うが、数十ポイントであれば、無理やり消費せずにそのまま期間がすぎるのを待つと言う人もいるだろう。ただし、楽天は期間終了の数日前に期限切れで失効すると言うリマインダーを送ってきて、焦ってポイントを使わせようとしてくる。

そんな期間限定ポイントに頭を悩ませている人は、Rポイントカードを積極的に利用しよう。Rポイントカードは期間限定ポイントも利用可能だ。そのため、楽天市場で送料無料で数百円の商品を何度も検索する必要がなくなる。誕生日ポイントや楽天スーパーポイントの福引で獲得できる数十ポイントを消費するには最適な利用方法となるだろう。

通常ポイントは楽天Edyにチャージして利用がおトク

楽天スーパーポイントの特徴は、Rポイントカード加盟店でも楽天市場でも、ポイントで購入してもポイントが付く。例えば、サークルKサンクスで216円(税込)の商品を楽天スーパーポイントで全額支払っても楽天スーパーポイントが2ポイント獲得できる。

しかし、Edy付き楽天カード、または楽天スーパーポイントを貯める設定にしているおサイフケータイのみと条件はあるが、楽天スーパーポイントを楽天Edyに交換することが可能だ。ただし、期間限定ポイントや提携先からの交換ポイントも交換できないと言う条件があるため、これらのポイントは"1"で紹介した方法で消費すると良いだろう。

楽天スーパーポイント216ポイントを楽天Edy 216円分に交換し、先ほどのサークルKサンクスで216円(税込)の商品をRポイントカードを提示し、楽天Edyで支払ったとする。この場合は、楽天Edyでの支払い時に200円(税込)につき楽天スーパーポイントが1ポイント、Rポイントカード提示で100円(税抜)につき楽天スーパーポイントが1ポイントのため、楽天Edy決済で1ポイント、Rポイントカード提示で2ポイントの合計3ポイント獲得となる。

つまり、楽天スーパーポイントを加盟店で直接利用するよりも、一度楽天Edyにチャージしてから利用したほうが0.5%分おトクになるのだ。これは、通常の楽天市場でも利用可能のワザとなっている。楽天市場では楽天Edy支払いが可能のため、ポイントを利用する場合は一度楽天Edyに交換してから利用するとさらにおトクとなる。

現時点では加盟店数では圧倒的にTポイントが有利だが、クレジットカードの楽天カード、電子マネーの楽天Edy、共通ポイントカードのRポイントカードの楽天は先行する2社にとって非常に脅威だろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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