空港滞在時、どのタイミングで保安検査場を通過するだろうか。筆者は以前国内線であれば出発15分前に保安検査場を通過し、搭乗口に到着し5分もせずに搭乗スタート、とごく短い滞在時間になるよう調整していたが、最近は1時間以上前に検査場を通ることや到着後ゲート内に滞在することがある。
今日は保安検査場の先、ゲートラウンジ内おすすめ店舗の活用術を紹介する。
第1ターミナル利用なら北ウイングでも、JAL以外でも!
ISETAN HANEDA STORE(レディス)という2014年7月に羽田空港第1ターミナルのゲートラウンジにオープンした伊勢丹の店舗がある。店舗を利用できるのは第1ターミナルから離着陸する飛行機に搭乗する人に限られる。
店舗は南ウイング側にあるが、北ウイングからでも入店は可能だ。また、JAL便利用者だけではなく、スカイマーク、一部スターフライヤーなどの第1ターミナル利用便に搭乗する場合利用出来る。
飛行機を見ながら旅の疲れを癒すことが出来るukaネイルサロン
最近旅行の帰りに通っているのがukaネイルサロンだ。六本木や青山などの通常店舗にはない短時間でリーズナブルな羽田空港店特別のプランがあり、15分あればさっと手元をきれいに整えることが出来、マッサージやリフレクソロジーのプランも用意されているので、旅先から羽田空港に到着してすぐに疲れをとることが出来る。
空いているとマッサージとネイル、手と足のマッサージなどを同時に施術してもらえる。帰りの電車、バスなどの時間の調整がてら飛行機と広い空を眼前に旅の疲れを解消できるのは実に嬉しい。
穴場のカフェとランチに備えてコールドプレスジュース
ネイルサロンの隣には朝からオープンしているカフェとジューススタンドがある。カフェ「ローズ・ベーカリー・オン・ザ・ラン」は朝8時、ジューススタンド「Sky High Fly By」に至っては朝7時からオープンしている。目的地についたらお昼時なので余り食べたくはないが何か体に入れておきたいという時などに野菜や果物のコールドプレスジュース、スムージーがおすすめだ。
他のゲートラウンジ内飲食店に比べると空いていることが多く、穴場である。
荷造りが楽しくなるFLIGHT 001
店内でひときわカラフルな一角がある。「FLIGHT 001」という旅行関連のグッズを販売しているコーナーだ。キャリーバッグからバゲージタグ、アイマスクといったような小物まで取り揃えられている。
特にパッキンググッズの種類が多く、着る前と着た後の服を分けて収納できるポーチや濡れた水着を入れるバッグ、ジムウェアバッグなど、多くの用途に応える個性的なパッケージが並ぶ。
旅行の帰りに立ち寄り、荷造りの反省を踏まえて次回のための旅行グッズを買う事が出来るので重宝している。
売り切れ品に出会えるかもしれない衣服・小物エリア
kate spade NEW YORK、minä perhonen、diptyqueを初めとする50近くのショップからセレクトされた衣類、小物類が並んでいるので、洋服が足りない、気温が想定と違う、といった場合に立ち寄ると旅先以外でも使えるアイテムを選べる可能性が高い。
店員の方曰く、他の伊勢丹店舗では売り切れてしまった商品に関しても、こと羽田空港店は航空券を持った人しか入れないこともあり残っている事が多いとのことなので一通り見て歩くと思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれない。
伊勢丹実店舗でJALカード特約店は羽田空港店のみ
何よりも嬉しいのは新宿などの一般店舗と違いJALカードの特約店であるということ。紹介した店舗は全て、JALカードで決済すると通常の2倍マイルが付与される。
航空券を持っている人のみ利用可能な店舗のため、時間にゆとりを持って、一度のぞいてみて欲しい。