Amazonは本当にふるさと納税に参入するの? Amazonふるさと納税の可能性は大(菊地崇仁)

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Amazonは本当にふるさと納税に参入するの? Amazonふるさと納税の可能性は大(菊地崇仁)

Amazonがふるさと納税に参入すると、いくつかのメディアで報道されていた。特に朝日新聞デジタルでは具体的な市の担当者の言葉もあり、実際に検討中なのだろう。

Amazonではさまざまな商品が販売されているが、最近は「おせち」の販売などもあり、ふるさと納税に対応してもおかしくはない。

Amazonのシステムの難しい所は、キャンペーンなどの一覧ページがないところ。基本的にAmazonのカテゴリーはブラウズノードとなり、カテゴリーページのURLを見るとnode=***となる。このnode一覧があればキャンペーンなどもわかるのだが、これが公開されていない。

カテゴリー node
465392
ブルーレイ 403507011
生活家電 3895791

このnodeのページは覚えにくいため、Amazonでは特定の特集については別途URLが用意され、そのURLにアクセスするとブラウズノードにリダイレクトする仕組みもある。

例えば「おせち」のページは「https://www.amazon.co.jp/osechi」となり、このURLにアクセスするとnode=71258051にリダイレクトされる。「ホワイトデー」特集では「https://www.amazon.co.jp/whiteday」といった具合だ。ホワイトデーの特集ページにアクセスすると「Amazon TOP > ホワイトデー特集2024」とあり、2025の場合はwhitedayのリダイレクト先のnodeを変更する仕組みだろう。

このosechiやwhitedayの他に、primeday(プライムデー)、fresh(Amazonフレッシュ)、giftcard(Gift Cards)などがあるが、「furusato」と入力してみると、Amazonのトップページにリダイレクトされた。

通常、Amazonで存在しないページを指定すると、「何かお探しですか? 入力したURLが当サイトのページと一致しません」のページが表示される。

AmazonのNot Foundページ

AmazonのNot Foundページ

「furusato」で上記のメッセージが表示されないと言う事は、「furusato」は予約されている事がわかる。Amazonふるさと納税開始時に、対象のnodeにリダイレクトすれば開始できるわけだ。

Amazonふるさと納税が開始すると、おそらくAmazonポイントのキャンペーンなども行われる。開始時期は不明だが、ふるさと納税を利用している人は注目しておこう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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