Oki Dokiポイントからnanacoポイントへの交換レートが変更に ポイント2倍に改善と交換レート改悪は改善?改悪?

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Oki Dokiポイントからnanacoポイントへの交換レートが変更に ポイント2倍に改善と交換レート改悪は改善?改悪?

先日、JCBのOki Dokiポイントからnanacoポイントへのポイント交換レートが変更になると発表があった。

JCB、Oki Dokiポイントからnanacoポイントへの交換レートを変更 1ポイント=4.5円に改悪
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Oki Dokiポイントは、1,000円につき1ポイントたまり、たまったポイントをさまざまな賞品やポイントに交換できる。

これまで1ポイント=5 nanacoポイントの交換レートだったが、2023年12月19日(火)以降は1ポイント=4.5 nanacoポイントに変更だ。

nanacoポイントの価値は1ポイント=1円と考えると、今までの還元率は0.5%(1,000円で5円相当のリターン)だが12月19日(火)以降は0.45%(1,000円で4.5円相当のリターン)と下がる。

JCBゴールド以上年間300万円利用した時のロイヤルαPLUSについては2023年12月16日(土)~2024年12月15日(日)利用分までポイントが2倍になる特典が開始する。これまでは1.7倍(ゴールド、ネクサスは1.6倍)だったため、改善と言えば改善だ。

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しかし、ロイヤルαPLUSを維持するか考えた記事でOki Dokiポイントの交換レートを紹介したが、1ポイント=5円相当で交換できるアイテムは少ない。ビックポイント、ビックネットポイント、ジョーシンポイント、ベルメゾン・ポイント、セシールスマイルポイント、nanacoポイント、プレモバリューとなっていたが、nanacoポイントへの交換レート変更で筆者にとっては、あまり使わないポイントのみとなる。

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Oki Dokiポイントの価値が1ポイント=5円と考えた場合、ロイヤルαPLUSでポイントが2倍になったときの還元率は1%。だが、1ポイント=4.5円(nanacoポイントへの交換)と考えた場合、ロイヤルαPLUSでの還元率は0.9%だ。

これまではロイヤルαPLUSで1.7倍だったため、1ポイント=5円相当で考えると0.85%。0.05%分アップしているため、若干の改善と言える。

しかし、スターαPLUSやスターβPLUS、スターePLUSの場合、ポイントの倍数は変わらないため、nanacoポイントへの交換レート改悪だけとなり、多くの場合は改悪だ。

ポイント付与率は変わらないが、1ポイントの価値が変わると還元率が変わる。比較するときは付与率ではなく還元率で比較するくせを付けよう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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