ポイントを効率的に増やすには日々の買い物を含むサービス利用に加え、キャンペーンの適用がカギとなる。
月々どのようなことに留意し出費を抑えてポイントを増やす取り組みを行っているのか、筆者の例を元に紹介する。
キャンペーンルールの理解
まずはクレジットカードの月額、ないし年額の利用額に応じてメリットがあるカードを把握することが第一歩だ。
筆者が現在保持しているカードの中では下記条件がある。
- JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
1年間の利用額累計100万円以上でJRE POINT 5,000ポイントプレゼント - JAL Global WALLET
JAL NEOBANK口座から月2万円以上チャージかつ月2万円以上の利用で150 JALマイルプレゼント - ダイナースクラブカード
クローズドキャンペーンの対象となり、半年間月3万円以上の利用で月2,000ポイントプレゼント - 横浜バンクカード
入会後2か月間に3万円以上の利用で2,500円分ワールドプレゼントポイントプレゼント
利用額が少ない方がおトクな場合も
これら一定額以上の利用時にポイント付与というキャンペーンをよりおトクにするにはボーダーラインを超えつつ最低限の利用に抑えることが重要だ。
例えばJAL Global WALLETを2万円ちょうど利用した場合は通常マイルと合わせ1.25%の還元率となるが、利用額が3万円に増えてもボーナスマイルは変わらないため還元率は1%に下がる。
2万円利用時はショッピングマイル・プレミアムに入会しているJALカードの還元率1%よりおトクになるため、毎月2万円を目指して利用している。
カードの利用する順番
月が替わると、上記4つのクレジットカード決済を優先する。
ダイナースクラブカードは2023年9月までマクドナルド、マツモトキヨシ、セブン-イレブン、コメダ珈琲店など10社ほどの加盟店で決済するとポイント5倍付与のキャンペーン実施中のため、ダイナースクラブカードで決済。
また、ダイナースクラブカードは利用できる店舗に限りがあるため、ダイナースクラブカードを利用できる店舗は最優先でダイナースクラブカードによる決済を行い、3万円達成まで利用する。
ダイナースクラブカード利用3万円達成後、または利用不可店舗ではJAL Global WALLETのMastercardか横浜バンクカードのVisaカードで決済する。
それぞれ必要金額を達成したところでその月の利用は取りやめ、メインのJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの利用に移り、年間100万円の利用を目指す。
ボーナスポイントなどの利用額クリアのこつ
その月の下旬になっても利用金額が足りない場合は無理に買い物をするのではなく、チャージするようにしている。
〇〇ペイ類へのクレジットカードチャージはポイント付与の対象外にされていることが多いため、筆者は飲食系カードにチャージすることが多い。
ドトールコーヒー、タリーズコーヒー、スターバックスコーヒー、モスバーガーなどのカードサービスはクレジットカードからチャージが可能で、クレジットカードのポイントも獲得できる。
筆者はこれらの店舗をいずれも日常的に利用するため、多少チャージしておいても失効せずに使い切ることができるため、いったんクレジットカードの支払いは発生するが、その後の飲食費用でバランスを取りながら、キャンペーンのポイントを漏れなく獲得するようにしている。
キャンペーンを読んで、少ない出費でポイントを得よう
2023年6月は3つの月額利用基準をクリアでき、横浜バンクカードのノルマが終了したので7月以降は別のクレジットカードに入会予定である。
クレジットカードの入会直後は利用金額に応じてボーナスポイントが付与されることが多いため、入会タイミングをずらすことも効率的なポイント獲得のこつである。
最低限の出費でおトクにポイントをゲットできるよう、計画的にキャンペーンを活用していけるよう作戦を練ってほしい。