コロナ禍で海外旅行ができず、JALマイルを国内線搭乗に利用している。
国内線特典航空券を申し込むこともあるが、e JALポイントに交換して航空券購入、JALダイナミックパッケージ、JALパック商品購入に利用することもある。
今回はeJALポイントに交換する理由と、利用して気づいた新たなポイントを紹介する。
eJALポイントが特典航空券よりおトクな場合
先得で9千円～1万円台で予約できるような場合は、特典航空券に交換するよりeJALポイントに交換した方が割安で、しかもフライトマイルも獲得できるためeJALポイントに交換している。
また、ホテルを予約する必要がある場合、JALダイナミックパッケージやJALパック商品を購入することで、JALマイルを原資にホテル支払いに充てられる。
JMBワールドマーケットプレイスというページでJALマイルを利用しホテルの予約ができるが、必要マイル数が多く今まで比較して採択に至ったことがなく、お得という観点ではeJALポイントに交換の上ホテルと飛行機セットでの予約に軍配が上がる。
筆者はマイルの有効期限が迫っていたときは積極的にマイルをeJALポイントに交換しホテル宿泊代を含めた支払いを行い、ホテル代の支出を抑えていたが、今回旅行予約で新たなeJALポイント利用のメリットを発見した。
予約即キャンセル費用が発生する旅行予約
筆者は例年8月の土日に、当月に入ってから実施が確定するイベントがある。
飛行機移動が現実的な土地で、実施確定後の予約では非常に高額になる。そのために多少のキャンセル費用支払いを覚悟の上で確定前に予約を入れていた。
2022年の予約は、友人が希望するホテルの条件を加味するとJALダイナミックパッケージが1番安かったため、JALダイナミックパッケージを利用することにした。
取消料一覧を見ると、契約成立時点から1,000円のキャンセル料が発生するプランとなっており、さらに予定が確定すると思われるお盆時期にはキャンセル料が8,500円ほどになる。しかし、直前予約時の高値を考えると予定が中止になった際に8,500円払う事になったとしても抑えておきたいと、予約することにした。
JALマイルをe JALポイントに交換し、ダイナミックパッケージの決済方法選択画面でe JALポイントを選択する。
その際、引き落とし予定日を選択できたので、念のため設定できる一番後ろの日を設定しておいた。
その後、8月に入り今年の予定はないことが決定。キャンセル料としてe JALポイントが減ることを覚悟してキャンセル手続きを行った
引き落とされないキャンセル料
キャンセルしてもすぐにe JALポイント数には変化がない。キャンセル日が引き落とし予定日より1週間ほど早かったので、引き落とし予定日になったらキャンセル料が引き落とされるかもしれないと引き落とし予定日を待ったが、e JALポイントからキャンセル料が引き落とされることはなく、その後旅行予定日を過ぎてもe JALポイントの明細はマイルからの交換記録が最新のまま引き落とされない。
今回の旅行はJALマイル利用など、他の予約手段では取消料がかかる条件だったので、結果としてe JALポイント払いにして良かったようだ。
コロナ禍で計画した国内旅行も数回キャンセルしておりキャンセル料を払うこともあるので、ポイントを減らさない手段を体験できたことは収穫だが、JALは2023年4月に大幅なルール変更を予定しており、ダイナミックパッケージの支払い方法ページを確認したところ2023年4月12日（木）出発分以降はクレジットカードも「後から決済」が可能と記載がある。
出発日を注意しながら、2023年春のルール改正までの予約は現状の情報でマイル・ポイントを有効活用していこう。