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おつり投資「トラノコ」でANAのマイルを貯めてみる 毎月5マイル獲得可能

おつり投資サービスのトラノコがANAと提携し、投資によるマイル付与サービスを開始した。

トラノコ、ANAのマイルが貯まるサービスを開始 既存利用者でも毎月5マイル獲得可能

トラノコは、2017年9月19日(火)より、ANAと提携し、ANAマイレージクラブ会員向けの新規口座申込および毎月の利用に対してマイルが貯まるサービスを開始した。 ANA SKY WEB専用ページから ...

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最近は少額投資とマイルという組み合わせが増えている。早速、ANAのマイルを貯めるためにトラノコサービスを使ってみることにした。

ANAのサイトからトラノコにジャンプしてアカウントを登録。アプリのメニューから「各種設定」をタップし、「トラノコ連携サービス」をタップする。このメニューにあるのがANAとの連携、NICIGASとの連携だ。ANAのマイレージ番号を登録する。これで毎月の投資でマイルを獲得することが可能となる。

続いて、おつり(投資)分の振替口座を登録しなければならない。おつり投資と言っても、実際の買い物で受取るおつりではないため、おつり分を入金する必要があるのだ。「各種設定」から「アカウント情報」をタップ。「お引き落とし口座/出金先口座の確認・変更」をタップし、口座を登録すると、おつり分がこの口座から引き落とされる。

次に、おつりデータを取得する必要がある。おつりがなければ投資されずにマイルを獲得することはできない。そこで、アプリメニューから「各種設定」をタップし、「おつりデータ取得設定」をタップ。おつりデータ取得サービスは「Money Forward」「Zaim」「Moneytree」「トラノコおつり捕捉サービス」となる。

これらのサービスを使うには、それぞれのサイトで登録が必要だ。サービスでクレジットカードなどのアカウント情報を登録し、その明細を取得する必要がある。

それぞれのサービスで取得した明細がトラノコと連携し、100円、500円、1,000円を利用したときのおつり分が投資に回ることになる。例えば、1,230円の明細が上がってきた場合、100円の設定時は1,300円に対するおつり70円が、500円の設定時はと1,500円に対するおつりの270円が、1,000円の設定時は2,000円に対するおつりの770円が投資に回ることになる。

以下は、500円の設定に対するおつり分となる。

投資先は「大トラ」「中トラ」「小トラ」の3つに分けられ、自動的にポートフォリオが構築される。それぞれのファンドの変更はメニューから「各種設定」をタップし「ファンド情報」をタップ。「大トラ」「中トラ」「小トラ」を選択し、「ファンド変更リクエスト」をタップするだけで変更が可能だ。

これで投資の準備はできた。後は、おつりの承認が必要となる。メニューから「投資承認」をタップすると、取得された明細が表示される。これらを承認すると、次回投資される資金として蓄積される。

承認されたおつりは、1ヶ月に1回投資される。投資金額は登録している銀行口座から引き落としされる。

これで初回の投資が行われたことになり、ANAのマイルを獲得できるはずだ。ANAサイトからトラノコの口座開設で700マイル、トラノコ利用で毎月5マイルとなるが、実際の条件はもう少し厳しい。

口座開設で700マイルは、口座開設後12回(毎月1回)の投資を実行した場合に獲得できるものだ。また、毎月のトラノコ利用での5マイルも、毎月5マイル獲得ではなく、12回の投資を実行した場合が積算対象となり、12ヶ月分の60マイルを一括で付与する。つまり、12回の投資が実施されて、ようやく700マイル+60マイル=760マイルを獲得することができる。

1年後からは毎月5マイルを獲得することが可能となるが、サービスを継続して利用する人向けにマイルを付与することになるため、このような仕様になっているのだろう。毎月5マイルと言うのは少ないが、少しでもマイルを貯めたいのであれば使ってみるのも良いだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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