クレジットカードを契約するにはカード会社による審査がある。
審査落ちした ? というユーザーもそれなりにいるのではないだろうか。今回は、日本クレジット協会のデータから、どのくらい審査が通るのか・審査落ちするのかを検証する。
日本クレジット協会の統計情報を確認する
例えば、「クレジットカード発行枚数調査結果一覧」を確認すると2004年から2016年の3月末時点でのクレジットカード発行枚数を確認でき、2016年3月末時点での発行枚数は2億6,600万枚となっている。
グラフ化すると、発行枚数は年々増えているわけではないことがわかる。
申込数と契約数を確認する
この統計データの中で「1年間の申込・契約・解約状況」というデータがある。PDFを確認すると、入会申込件数と契約件数、解約件数が表示されている。
用語の定義を確認すると、「申込」が審査結果の如何を問わず入会申込みを受け付けた件数、「契約」は申込件数のうち、会員契約を締結した件数、「解約」がクレジットカードの会員契約を解約した件数となる。
従って、申込件数と契約件数から、どのくらい審査が通るのか確認することが可能ということだ。
統計情報は2013年からの公開となっているため、4年分しか確認できないが、グラフを確認すると約75?77％程度が審査が通り、約23?25％程度が審査落ちということがわかる。
4件の申込みのうち、1件が審査落ちすると考えると、意外と審査は厳しいのだろう。
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このコラムで、CICの情報などを紹介したことがあると思っていたが、紹介していないようなので、次回はクレジットカードの審査について紹介したい。