デジタルガレージとりそなグループは、2024年1月をめどに、医療機関の受診後すぐに帰宅できる医療業界特化型決済サービスの実証実験を開始する。
医療機関では、患者の待ち時間解消や人手不足に伴う院内業務の効率化が課題となっている。また、国内の医療費は、2023年度に年間46兆円規模に拡大ているが、現金払いが主流となっている。
新たなサービスでは、患者と医療機関にアプリケーションを提供し、患者は事前にクレジットカードなどを登録。受診当日の受け付けから会計業務までをオンラインで管理可能なプラットフォームを構築し、患者が帰宅してから決済を行う事で、待ち時間の短縮が可能となる。
診察以外のプロセスを非対面化すべく、医療機関で使用される電子カルテなどとの接続も推進する予定だ。