現在、楽天カードによる楽天証券での投信積立サービスがあるが、2022年9月買付以降から還元率が0.2%にダウンする場合が多くなる。
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楽天証券、楽天カードでの投信積立時のポイント付与レートを改悪 0.2%になる場合も
楽天証券では、2022年9月買付分より、楽天カードクレジット決済でのポイント還元率を一部変更する。 現在は、楽天カードでの投信積立時には1%の楽天ポイントが貯まるが、9月買付分より、購入銘柄によって還 ...
しかし、2022年6月19日(日)より、楽天キャッシュによる楽天証券での投信積立サービスが開始し、楽天カードで楽天キャッシュを購入するときに0.5%の楽天ポイントが貯まり、2022年8月買付分~12月買付分までは、楽天キャッシュで投信積立すると+0.5%、合計1%の楽天ポイントが貯まるキャンペーンを実施する。
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楽天証券、楽天キャッシュでの積立投資サービスを2022年6月19日から開始 オートチャージ「残高キープチャージ」も
楽天証券では、2022年6月19日(日)より、オンライン電子マネーの楽天キャッシュによる投信積立サービスを開始する。 楽天キャッシュは楽天カードからチャージすると0.5%の楽天ポイントを獲得でき、20 ...
早速、2022年12月買付分までは1%還元となる楽天キャッシュによる投信積立を実施してみたので紹介したい。楽天証券によると、2023年1月以降のキャンペーンはどうなるか未定とのこと。
楽天証券にログインし、投資信託を選ぶ。今回は「eMAXIS Slim米国株(S&P500)」を選んだ。積立投資を選択すると「楽天キャッシュ(電子マネー)」とある。積立指定日を選択し、積立金額を入力、分配金コースと口座を選択して「目論見書の確認へ」をクリック。楽天キャッシュでの積立の場合、積立指定日を選択できるため、給料日などに自分で設定することも可能だ。
続いて、「楽天キャッシュの設定」画面が表示されるため、「楽天キャッシュの設定へ」ボタンをクリック。楽天IDでログインすると「楽天キャッシュ残高キープチャージ」の設定画面が表示される。チャージ方法は現時点で楽天カードのみ。「規約に同意してチャージ方法を設定する」をクリックする。
設定する楽天カードを選択して、「設定する」ボタンをクリック。セキュリティコードを入力する必要があるためカードは手元に用意しておこう。
続いて、キープしたい残高を設定する。今回は、5万円の積立を実施するため、5万円を設定し「上記金額で設定する」ボタンをクリック。
これで、楽天キャッシュの残高が5万円を下回ると、自動的に指定した楽天カードからチャージされることになる。
「楽天証券ページに戻る」ボタンをクリックすると、楽天証券の積立設定ページが表示される。取引用暗証番号を入力して「注文する」ボタンをクリックで積立設定が完了する。
積立設定一覧を確認すると「クレジットカード決済」と「楽天キャッシュ」の2つの積立が確認できた。楽天カードでの積立投資で5万円、楽天キャッシュでの積立投資で5万円の合計10万円が最大となる。
2023年1月以降に+0.5%還元がなくなった場合でも、楽天カードで0.2%還元になる投資信託の場合は楽天キャッシュでの積立に変更した方が0.3%分おトクになる。ただし、楽天カードでの投信積立で1%還元の場合は、楽天キャッシュでの積立投資よりも楽天カードでの積立の方がおトクとなるため、「引落口座」のメッセージをよく確認しておこう。
例えば、楽天カードでの積立で1%還元のファンド「PayPay投信AIプラス」を確認すると「楽天カードクレジット決済」で「決済額1%の楽天ポイント」とある。
一方、筆者が選んだ「eMAXIS Slim米国株(S&P500)」の「楽天カードクレジット決済」を見ると「7月12日(火)までの設定による8月購入分は1%、9月購入分からは0.2%ポイント還元」との表記となる。
従って、「PayPay投信AIプラス」の場合は楽天カードで直接積立、「eMAXIS Slim米国株(S&P500)」の場合は楽天キャッシュで、楽天カードによる間接積立がおトクだ。
「楽天キャッシュ残高キープチャージ」が開始したため、楽天キャッシュを楽天ペイなどで使ったとしても、投信積立時に楽天キャッシュが足りずに決済できない、と言う事は少なくなる。楽天カードでの投信積立で1%の楽天ポイントを獲得できない投信の場合は楽天キャッシュに切り替えておこう。