Mastercardは、2022年5月17日(火)に、顔認証で支払できるサービス「バイオメトリック・チェックアウト・プログラム」を発表した。
最初の実証実験はブラジルのサンパウロにある5つのスーパーマーケットで「Payface」が導入され、消費者はPayfaceアプリで自分の顔・支払い情報を1度登録すると、クレジットカードやスマートフォンを持たずにレジで支払う事ができる。
販売店にとっては、取引時間の短縮、レジ待ち時間の短縮、衛生面の向上、セキュリティの強化などのメリットがある。決済システムと、ロイヤルティプログラムやパーソナライズされたレコメンデーションと統合する事もでき、消費者が過去購入の購入履歴から興味のありそうな商品を見つけられるようにする事もできる。
今後、中東やアジアでの試験的な導入を行っていく予定だ。