日本国内であればJCB、アメリカン・エキスプレスやダイナースのカードも利用できる場所が多いだろう。しかし、一番利用できるのはVisaかMastercardだ。
JCBカードを使っていて「VisaかMastercardしか使えません」と言われた場合は、現金で支払う必要もある。
しかし、ちょコムeマネーの「MasterCardねっと」を利用すると、JCBカードをMastercardブランドに変換することが可能だ。
1.JCBカードからMasterCardねっとにチャージする
まず、ちょコムeマネーにログインし、チャージでクレジットカードを選択する。チャージ金額とクレジットカード情報を入力するとチャージが完了する。
MasterCardねっとのメリットは、3Dセキュア(本人認証)のパスワードも発行されることだ。つまり、3Dセキュア対応サイトでも利用できる。ただし、MasterCardねっとは、リアルカードが発行されないため、リアル加盟店では利用できない。
2.MasterCardねっとからバンドルカードにチャージする
次に、バンドルカードにクレジットカードでチャージする。クレジットカードでのチャージはVisaとMastercardブランドで、3Dセキュアが利用できるカードとなる。従って、バンドルカードにMasterCardねっとでチャージすることが可能ということだ。
VANDLEアプリで下部の「チャージ」メニューをタップし、「クレジットカード」を選択。「チャージ」ボタンをタップし、MasterCardねっとで表示されたカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力して「次へ」ボタンをタップする。
チャージする金額の入力画面が表示されるため、1,000円単位で指定し、「チャージ」ボタンをタップする。最後に3Dセキュアのパスワードが聞かれるため、MasterCardねっとの3Dセキュアパスワードを入力し、「送信」ボタンをタップする。認証されると「チャージ完了」のメッセージが表示されるはずだ。
カードが手元に届いたら、再度VANDLEアプリを起動。「リアルカードを発行する」ボタンをタップすると、「届いたカードを有効化する」があるためタップ。カード裏面にあるセキュリティコードを入力すると、バーチャルカードとリアルカードの番号が同期する。
3.Visaカードとして利用しよう
複雑な手続きを紹介したが、ここまでの作業は何のために行ったのだろうか? 最初の目的を思い出してみよう。JCBカードが使えない加盟店でもJCBカードを使う方法の解説となっており、JCBカードからチャージを繰り返し、最終的にはVisaブランドのプリペイドカードになっている事が分かるはずだ。
このバンドルカードはリアルのVisa加盟店で利用することができる。例えば、メインカードとしてANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)を使っていた場合、Visaブランドのみしか受け付けない店舗でも利用できるということになる。チャージ時にポイントも獲得できるため、JCBカードの変換アダプタと考えるとバンドルカードも使い道が増えてくるだろう。