筆者はコンシェルジュサービスを利用できるクレジットカードを7枚保有している。すべて「24時間365日利用可能なコンシェルジュサービスを利用可能」となっているが、コンシェルジュサービスと言っても、すべて同じクオリティでもなければ、レスポンスも異なる。チケットの代理予約を依頼すると、有償と無償、送料も無料・有料で分かれてくる。同じ「コンシェルジュサービス」でもサービス内容は大きく異なるので注意が必要だ。
大相撲の初場所千秋楽チケットも入手可能
千秋楽の2名マス席のお土産なしチケットを予約したかったため、代理予約を依頼した。当日9:00から電話予約開始だが、予定があったため自分で予約することはできなかった。11:00頃になってコンシェルジュデスクから電話があり、正面席で2名マス席が取れたとの連絡があった。当日、国技館に行った所、2名マス席自体が非常に少なく、9:00ぴったりに電話しなければ取れないだろうなというのが想像できた。
人気のJRチケットも入手可能
JRチケットは、難易度の高い特急券などの予約も可能だ。今回家族旅行のため、人気の特急「スーパービュー踊り子」の「展望席」を依頼することにした。「えきねっと」でもスーパービュー踊り子は予約できるが、展望席は直ぐになくなる。
まず、スーパービュー踊り子の座席表を調べる。東京から下田方面に行く時には、1号車(グリーン車)、下田から東京方面に行く時には10号車(普通車)の展望席が一番良いということだ。コンシェルジュデスクに電話し、進行方向を考えて、グリーン車の展望席、普通車の展望席、これが取れなければ個室、個室も取れなければ普通車の2階席と言う順序で依頼した。
今のところ、チケット予約で「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」以外を使う勇気はない。ただし、すべてのコンシェルジュサービスを比較していないため、次回JRチケットの予約をする時は他のコンシェルジュデスクを利用してみたい。
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コンシェルジュデスクはどんなチケットでも取ってくれるわけではない。一般的に電話で予約するときに座席指定ができないものは、コンシェルジュデスクでも座席指定はできない。例えば、チケットぴあで販売しているチケットはチケット自体は代理予約してもらえるが、電話の場合は座席指定ができないため、座席指定まで考えるのであれば自分でネット予約したほうが良いだろう。
どのチケットが座席指定までできて、どのチケットが出来ないのかは、電話してみなければわからないため、とりあえずコンシェルジュデスクに電話することをおすすめする。