ANAマイルは有効期限が定められている。従って、ある程度ハイペースでマイルを貯めないと特典航空券、特にビジネスクラス以上の航空券を得ることはできない。
そんな時に、かなり効率よく、おトクにマイルを貯める方法として、ポイントサイト「Gポイント」の「まるとく調査員」に応募する方法がある。
「まるとく調査員」とは登録されているレストランで食事をしたり、エステでサービスを受けたりして、その内容をモニター調査員としてアンケート評価する見返りに、Gポイントが付与されるというものだ。
このシステムは、実際は「ファンくる」というモニターサイトをGポイントバージョンに焼き直したもので、他のポイントサイトでも同様のモニター制度を導入しているが、ANAマイルを貯める場合は、Gポイントの「まるとく調査員」が良いだろう。
貯まったGポイントはソラチカカード経由でANAマイルへの交換がベスト
ひとつ具体的な例をあげると、例えば10,000円の食事代を払ったときに、50%のGポイントが付与される店舗の場合、5,000Gが貯まり、これをANAマイルに交換すると4,500マイルになる。
ANAマイルを使用するときに、もしビジネスクラスの特典航空券を獲得できれば、1ANAマイルあたり、4円?5円の価値を生むことになる。
すなわち、10,000円払って食事をして、4,500マイルが獲得できたとすると、4,500マイル×4円?5円=18,000円?22,500円分の価値を生んでいると考えることが可能となる。
「まるとく調査員」利用時の注意点とは?
ここで注意すべきポイントが2点ある。
一つは、「まるとく調査員」は、店舗ごとに月当たりのモニター人数に制限があることだ。ポイント付与比率の高い店舗や、人気の店舗はすぐに締め切られてしまう。
また、応募すれば誰でもモニターになれるわけではなく、年齢、用途など簡単なアンケートに答えて応募するが、落選となる場合もある。
もう一つの注意点は、メトロポイントからANAマイルへの交換は、月間の上限が20,000メトロポイント(=18,000ANAマイル)に制限されているということだ。
また、GポイントからはJALマイルへの交換も可能だが、現状はどのルートを経由してもGポイント10:JALマイル5と、ANAマイルレートに比べて交換比率がぐっと悪くなる。
とはいえ、ショッピングマイルやフライトマイルなどに比べると、はるかに効率的で楽にマイルを貯められる方法なので、特に陸マイラーの方は、是非一度チャレンジして欲しい。