2022年7月19日(火)より、「かながわPay」第2弾を開始することが発表された。
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神奈川県、かながわPayの第2弾を2022年7月19日から開始
神奈川県は、2022年7月19日(火)より、「かながわPay」第2弾を開始する。 かながわPayは、キャンペーン加盟店に設置された専用QRコードをアプリで読み取り、対象コード決済サービスと連携して支払 ...
筆者は神奈川県在住・在勤ではないが、「かながわPay」第1弾に参加し、5,000円分以上のポイントを得た。今回はかながわPayのメリットと注意点を紹介する。
メリット1.複数ポイントを獲得しやすい
かながわPayアプリをインストールし、既存のQRコード決済を連携させる仕組みのため、かながわPayポイントに加えてQRコード決済のポイントを獲得・利用できる。
ベースとしてかながわPayポイント10% or 20%還元、コード決済チャージのポイント、利用のポイントのポイント3重取りができ、店舗によっては下記のようにポイント6重取りが出来た。
- ハンズクラブポイント
- dポイント
- JRE POINT
- かながわPayポイント
- d払い分のdポイント
- d払いに紐づけたJALマイル(2022年3月時点)
メリット2.県内全域かながわPayひとつで済む
東京都23区は区単位での事業になるため目黒区でd払い、港区でPayPay、中央区で複数のコード決済、世田谷区で独自のせたがやPayといったようにアプリや実施時期が異なるが、かながわPayの場合は神奈川県全体を1アプリで利用できるため、川崎駅・武蔵小杉駅・横浜駅・みなとみらい駅・桜木町駅と複数日に渡り、様々な店舗をめぐってポイント獲得、ポイント利用ができた。
東京都内の複数区を利用する場合と比べて考えることが少なく、格段に楽だった。
注意点1.店舗ごとに決済手段が違う
店舗側が利用決済手段を決めているため、手持ちの決済手段が少ない場合支払えない事があるので注意したい。
はまPayは地元横浜銀行のアプリで、横浜銀行の普通口座が必要なこと、還元率が他のコード決済に劣るため県外のユーザーがかながわPayのために導入する必要はないだろう。d払いに加えて楽天ペイかauPAYのどちらか一方があれば支払いに困らない印象を持った。
PayPayが参加していないため、PayPayに利用を絞っている人は簡単に利用できないところも注意点といってよいだろう。
注意点2.公式サイトの加盟店検索があてにならない
第一弾では、公式サイトの検索ページはGo To Eat検索ページのように店選びの参考にならなかった。
サイトの検索項目に駅があるが、正しくデータベースに反映されておらず、アプリの「マップから探す」機能で駅前に表示されている店舗の半分以上は公式サイトの駅名検索で表示されない。早々に公式の検索ページの利用を諦めた。
外部で加盟店検索ができるサイトを発見し、そのページで事前リサーチをして店舗に赴いていた。
カテゴリ設定も微妙なため、公式サイト・アプリでは店舗名欄に狙いの店の英語、カタカナ、と店舗のキーワードを複数回検索するのが確実だった。第2弾では改善して欲しい。
注意点3.ポイント付与に8日かかる
買物してすぐには使えず、日を分けて最低2回は神奈川県に行かないといけない。神奈川の経済活性化が目的であろう。
最も少ない手順でポイントを取得・利用するには、ポイント付与時期である2022年7月19日(火)から11月30日(水)の間に1日買い物を行い、ポイント付与が終了した12月1日(木)から2023年1月31日(火)の間に1日使い切りに行く、という形で2回神奈川県に立ち寄るスケジュールを立てよう。
神奈川県外在住・在勤の場合、神奈川県への移動時間と交通費がかかるが、筆者の場合は交通費を抜いても数千円のお得になり、トータルでプラスの評価である。
第2弾では鎌倉・湘南エリアや箱根といった観光スポットに行って、かながわPayがどれだけ利用できるか試してみたいとも考えている。