2015年春からJALマイルとPontaポイントの相互交換が全てのユーザーを対象に拡張される。これまでは「JMB ローソンPontaカードVisa」所有者のみがこの交換ルートを利用できたのだが、これが全ユーザーに拡張されることになったのだ。「JMB ローソンPontaカードVisa」は年会費こそ無料だが、ポイント還元率は0.5%と「平凡な」カードである。それでもこのカードを利用する価値はあるのだ。
1.このカードは毎月JALとのタイアップキャンペーンが行われている!
Pontaポイントを全てJALマイルに変換すると仮定すれば、マイル還元率2.25%と破格の数字を叩き出すカードなのだ。JALマイラー≒JALへの搭乗機会があるということだと思われるので、JALに搭乗した月だけでもメインカードにすることで、効率よくマイルを貯めることができるのだ。このキャンペーンがあまり話題に上がらないのは、セゾンカードのWEB明細管理用サイトである「NETアンサー」へのお知らせにしか上がってこないからだろう。
2.電子マネーに強い!
とはいえ通常の還元率は0.5%、JALマイルにすれば0.25%だ。普段はサブカードの位置づけになることだろう。「急に5万円分カードを利用しろと言われても・・・」もちろんマイルのために無駄な買い物をするのであれば本末転倒だ。だが「JMB ローソンPontaカードVisa」は電子マネーへのチャージに大変強い。
- 楽天Edy
- nanaco
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- WebMoney Card(au WALLET)
これら全てのチャージに対してポイントが付くのだ。JALに搭乗した月に、一旦電子マネーという形で「貯金」しておき、後から利用することが可能な設計になっている。もちろんポイントの二重・三重取りが可能だ。nanacoにチャージすることで、セブンイレブンでAmazonギフト券や楽天スーパーポイントの購入に充てることも可能だ。
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これまでは「JMB ローソンPontaカードVisa」のユーザーの特権であったJALマイル⇔Pontaポイントの交換が全ユーザーに拡張され、カードの意義が薄くなったように思うかもしれない。しかしまだまだ「JMB ローソンPontaカードVisa」を使う意味はある。年会費も無料であり、JALマイラーは持っておいて損は無い1枚だ。