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ポイ探ニュース

SuicaポイントのJRE POINTへの移行が始まる中気になるViewサンクスポイントの移行とレート

Suicaをエキナカのお店やサービス、または加盟店舗で利用した際に付与されるJR東日本のポイントサービス「Suicaポイント」のJRE POINTへの共通化が2017年12月5日(火)より始まった。

今回はJRE POINTが今後どのような価値のあるポイントとなるのか、注意すべき今後の制度変更について推察する。

進むJR東日本グループのポイント共通化と価値向上

かつて筆者はビューサンクスポイント、えきねっとポイント、Suicaポイント、アトレポイント、acureポイントを貯めていたように、複数のポイントサービスに加入していた方が多いのではないだろうか。

JR東日本グループに24種類あったというポイントサービスを共通化するために登場したのがJREポイントで、2016年2月、一部駅ビルの共通化を皮切りにスタートし今回SuicaポイントがJREポイントへ共通化された。

共通化することにより、ユーザーは両方のサイトへのログイン・ポイント確認・期限確認・ポイント交換といった手間が減る、1ポイント=1円から使えるようになる、といったメリットが生まれる。

2018年度にはビューサンクスポイントがJRE POINTへ共通化予定

JRE POINTのホームページにはビューカードの利用で貯まるビューサンクスポイントも2018年度中にJRE POINTへ共通化すると書かれている。

提携カード保有者限定だが、ビューサンクスポイントはJALマイルやビックポイントと交換することができる。

現在JALカードSuicaを所持しているとビューサンクスポイント600ポイント→JAL 500マイル、ショッピングマイル・プレミアム会員の場合は600ポイント→JAL 1,000マイルに交換できる。

JRE POINT共通化以降もポイントがJALマイルに交換できるとなれば、駅ビルでの買い物、駅での自販機やロッカー、コンビニでのSuica利用、びゅうの旅行パックや新幹線指定席予約といったJR東日本グループでの決済で得られるポイントがすべてJALマイルに交換できるということになり、JALカードSuicaの価値が現在より上昇する。

そこで気がかりなのが、ビューサンクスポイントがJREポイントに共通化された場合のJALマイルへの交換レートである。

ビューサンクスポイントを移行後、JRE POINTは何マイルの価値を持つのか

他のポイントが100円や200円利用ごとに1ポイント付与され、1ポイント1円分として利用できるものが多かったが、ビューサンクスポイントは他のポイントに比べて複雑だ。

1,000円につき2ポイント(5円相当)付与され、条件によっては3倍のポイントが付与される。JREポイントへ共通化するタイミングでクレジットカード200円利用ごとに1ポイント付与といった単純なレートに変わるのだろうか。

その場合JALマイルへの交換レートが現行通りになるのかどうか。その情報発表によりJRE POINTの価値が定まる。

ユーザー側も共通化を考慮した動きを

筆者はJRE POINTサービスが発表されてから、期限が切れるものを除いて各ポイントを極力利用せず貯めるようにしている。

また、クレジットカードも2018年度中にビューサンクスポイントがJREポイントに移行することを見越し、3枚所持していたビューカードを更新せず1枚に統合した。

筆者は発表される交換レート次第では、JALカードSuicaよりJALカード TOKYU POINT ClubQ利用の比重を高めることとなるが、ポイント共通化後、どのようにビューカードを利用するかは各々の環境によって異なるので、まずは2018年度に向けて出てくる情報発表を待ち、自分の環境ではどう使うのがお得になるのか確認を行って欲しい。

また、既存Suicaポイントクラブユーザーは「SuicaポイントをJRE POINTへ共通化」の処理が必要となるため、確認し対応しよう。

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