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ポイ探ニュース

航空会社が用意しているラウンジとクレジットカードのゴールドカード以上を保有していると利用できるラウンジはどこが違う?

2015年12月29日

前回は、ゴールドカード以上のクレジットカードを保有している時に利用できる国内線の航空ラウンジの紹介を行った。

今回は、航空会社が用意しているラウンジを紹介したい。

航空会社が用意しているラウンジとは?

今回紹介するのは羽田空港のJALサクララウンジだ。ラウンジの入口には利用できる条件が書かれている。国内線の場合は、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JMBクリスタル、JALグローバルクラブ会員のみ利用が可能。国際線の場合は、これに加えて、搭乗クラスでも利用可能になる。ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミーの場合はラウンジの利用が可能で、さらにエコノミークラスでも普通運賃の場合(予約クラスY)は利用可能になる。

受付を通ると、案内板が用意されている。

様々な座席タイプが用意されており、ケータイの充電するようなカウンター席(左上)、しっかり仕事をするための個別席(左下)、家族や友達と話せるようなテーブル席(右上)、少し周りが囲まれているような個室のような席(右下)等、それぞれの利用者にあった席が設けられている。この他にマッサージチェアも利用可能だ。

マッサージチェア以外はクレジットカードのラウンジと同レベルといえるだろう。

ただし、クレジットカードのゴールドカード以上で利用できるラウンジではビールやウィスキーなどのアルコール飲料は有料だったが、航空会社のラウンジでは無料となる。もちろんソフトドリンクも用意されている。これだけでもゴールドカードで利用できるラウンジと違いがあることが分かるだろう。

サクララウンジには「Baby&Kids Lounge」や「Ladies' Lounge」も用意されている。筆者は未就学児が3人いるため、静かなラウンジを利用するのは気が引ける。しかし、サクララウンジのこどもラウンジ(左)には入口に扉があるため安心して利用が可能となっている。

結婚式等に参加した女性などは、レディースラウンジ(右)で着替えてから帰るということも可能だろう(レディースラウンジは女性のみのため写真はパートナーによる撮影)。

クレジットカードのラウンジでは有料だったシャワーも、受付でシャワールームの利用したい旨を伝えると、シャワールームの利用も可能だ(左)。出張後の金曜日の夜のフライト等の前にシャワーを浴びて帰るという事もできる。

ラウンジ内は非常に広く作られており、端から端まで移動するのにはかなりの時間がかかる。これだけ広く作られているため、ラウンジ内ではストレスを感じることは殆ど無い。

航空会社のラウンジのメリットは、手荷物検査後に設置されているという点だろう。クレジットカードで利用できるラウンジの場合は手荷物検査前に設置されているものもあり、その場合は搭乗時間ギリギリまでラウンジを利用することはできない。しかし、航空会社のラウンジは、搭乗口付近にもあり、さらに手荷物検査後に設置されているため、搭乗時間ギリギリまで利用することが可能だ。

航空会社のラウンジは、利用するのは敷居が高いが、やはりクレジットカードで利用できるラウンジよりも使い勝手は良いだろう。可能であれば、JGC(JALのサファイヤ)やSFC(ANAのプラチナ)を目指してみてはいかがだろうか?

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