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ポイ探ニュース

JR東日本グループのポイント動向から目が離せない! アトレやグランデュオのポイントだけでなくビューサンクスポイントも統合へ

2015年9月5日

エリアが広く身近なだけにJR東日本グループを利用し、何かしらのポイントを得ている人は多いだろう。今回はJR東日本グループ各社のポイントの動向について紹介する。

おトクなルミネ商品券がおトクじゃなくなる!? 痛い制度変更への対策は

2015年10月1日(木)よりビューサンクスポイントをルミネ商品券、びゅう商品券に交換する場合は簡易書留代として160ポイント必要となる。

ビューサンクスポイントは400ポイントで1,000円分のSuicaチャージを行うよりも650ポイントで2,000円分のルミネ商品券に交換する方がおトクであったが、今後2,000円入手するには810ポイント必要となり、Suicaチャージの方がおトクになる。商品券に交換するなら1,250ポイントまで貯めて4,000円分に交換しよう。今回の制度変更により他のクレジットカードと比較すると還元率で劣る可能性が出てくる。複数のカードを使い分けている方は還元率を再確認して頂きたい。

一度に複数単位申し込みをしても書留代は160ポイントで済むため、今後商品券に交換する場合は有効期限ぎりぎりまで貯めて一度に交換するのがおトクな手段となる。

今あるビューサンクスポイントについては、9月中に交換手続きをしておきたい。

更にお得になったアトレカード

アトレクラブビューSuicaカードを使いアトレで買い物をした場合、100円で2アトレクラブポイントが付与されていたが、2015年9月1日(火)より3ポイント獲得できるようになった。また、店舗により開催されるWポイントデーでの買い物では2倍の6ポイントにはならないが、今までの3ポイントから4ポイント付与に変更された。

筆者は今まで無印良品、ユニクロ、書店等の買物はWポイントデーにはアトレで、それ以外の日は別のカードのポイントが獲得できる店舗で購入していたが、ポイント付与率の変更に伴い、今後はWポイントデー以外でもアトレを利用することになりそうだ。

共通ポイントJRE POINTの誕生

2016年2月からJR東日本グループの共通ポイントが開始されることが発表された。

アトレ、グランデュオ等の駅ビルのポイントを一本化し、更にビューサンクスポイントやSuicaポイントの併合も視野に入れたポイントだ。

今まで貯めたポイントを利用するにはチャージや景品、商品券などへのポイント交換が必要であったが、1ポイント1円としていつでも利用できるようになる。

今まで1,000円利用で2ポイント付与されていた現VIEWカードユーザーからするとVIEWカードのポイント付与条件がどう設定されるかが気になるところだろう。条件次第ではカードの解約、他のVIEWカードへの切り替えも検討する必要が出てくる。

ルミネでの買い物で5%引き、でおなじみのルミネカードなど、数多くあるVIEWカードの付帯条件についても目が離せない。

まだまだ先が長い共通ポイント化

今回は6つのショッピングセンターのポイントが統合されるが、他にもJR東日本グループ配下には20以上のショッピングセンターがある。

また、「えきねっとポイント」「acureポイント」などのポイントに関して説明がないことから、今後も当分はポイント交換・管理などの手間はかかりそうだ。

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とかく縦割り行政で多数のポイントサービスを展開してきたJR東日本グループ。今回の共通ポイントサービス化により、ポイントを獲得できる施設が増えユーザーの利便性が高まる。

メリットのある制度変更には期待しつつ、ルミネ・びゅう商品券の簡易書留代のような還元率が悪化する制度変更に対しても当サイトなどでアンテナを張り、利用するカードの還元率再計算、場合によってはカードの切り替えも視野に入れ、しっかりと対策を取っていきたい。

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