京王電鉄は、2023年度中にクレジットカードなどのタッチ決済に対応し、新たな乗車サービスの実証実験を開始する。
京王電鉄は、MaaSサイト「TAMa-GO」で移動手段と目的をセットにしたデジタルチケット「まるっとTAMa-GO」を2023年8月に発売するなど、デジタル技術の活用に積極的に取り組んでいる。
新たに、クレジットカードなどのタッチ決済対応のカードやスマートフォンなどを活用したタッチ決済やQRコードを活用した乗車サービスの実証実験を実施する。
実証実験では、タッチ決済に対応した各種カードやスマートフォンなどを対応自動改札機にかざすことで京王線を利用でき、一定の利用条件を満たすと、利用後に割引を適用する企画乗車券のようなサービスを予定している。
対応タッチ決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となりMastercardは順次追加予定。
また、QRコードによる乗車サービスは、企画乗車券を乗車券販売サイトで事前購入し、スマートフォンに表示されたQRコードを自動改札機にかざすことで利用できる。
2023年度中に一部駅で実証実験を開始し、2024年度内に全駅を対象に開始する予定となる。