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ポイ探ニュース

Amazon.co.jpではじめて3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)の画面が表示された!?

Amazonのプライム感謝祭が2023年10月14日(土)・15日(日)に開催する。

Amazon.co.jp、プライム感謝祭でAmazonギフトカードへのチャージで0.5%Amazonポイント還元キャンペーン実施

Amazon.co.jpでは、2023年9月25日(月)~10月15日(日)まで、Amazonギフトカードへのチャージで0.5%のAmazonポイントを獲得できるキャンペーンをプライム会員限定で実施す ...

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プライム感謝祭の前に、Amazonギフトカードのチャージタイプを購入し、0.5%のAmazonポイントを獲得しようとしたところ、UCプラチナカードで決済すると、はじめて見る画面が。

Amazon.co.jpではじめて見る画面

これはUCカードの本人認証サービスの画面だろう。UCカードの本人認証サービスの案内と同じような画面が表示されてた。

UCカードの本人認証サービス(3Dセキュア)

UCカードに登録している携帯電話番号にSMSでワンタイムパスワードが届き、ワンタイムパスワードを入力すると、Amazonでの決済が完了した。

Amazonギフトカードのチャージタイプ購入完了

通常、Amazon.co.jpではクレジットカードでの決済時に3Dセキュアの認証画面は表示されない。おそらく、Amazonでの注文の場合は、Amazon Payと同じような仕組みが導入されており、Amazon側で取引の安全性を審査し、審査に時間がかかる場合は自動的に「厳密モード」に切り替えるのではないか。

Amazon PayのDynamic Authorization

Amazonギフトカードの購入時には「ステータス」が「処理中」となり、おそらくこの「処理中」の間にバックグラウンドで審査し、審査が問題なければ「適用済み」になり、チャージが完了すると思われる。

Amazonギフトカードは処理中のステータスに

従って、「厳密モード」での審査もAmazon側で行われるため、本人認証サービスの画面が表示されないと言うのが筆者の認識だった。

しかし、今回の流れでは、時間のかかる審査を「処理中」にするのではなく、UCカードの本人認証サービスに切り替え、UCカード側でリスクの判断でワンタイムパスワードを発行し、ワンタイムパスワードを入力する事で厳密モードにすることなく処理が完了した。

もしかしたら、他のカードでも同じような状況になっていたのかもしれないが、リスクなしの判断で、そのままチャージが完了した可能性もある。

なお、今回の画面が表示された時のURLを確認すると、Amazonドメイン内に表示されていた。通常、本人認証サービスはカード発行会社のドメインにリダイレクトし、認証に成功すれば、加盟店のwebサイトに戻るのが一般的だろう。

今回の処理が、試験的なものなのかがわからないが、今後、Amazonでも3Dセキュアが標準になるのかもしれない。

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