2022年12月1日(木)以降、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの通信料をPayPayカードで支払うと、ポイントがたまるサービスが開始する。
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ソフトバンクやワイモバイルでPayPayカードでの支払い時にソフトバンクポイントがたまるように
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOでは、2022年12月利用分より、通信料をPayPayカードで支払うと、ソフトバンクポイントがたまるサービスを開始する。 2022年12月1日(木)以降にソフト ...
現在、ソフトバンクの通信料にたいして1,000円につきソフトバンクポイントが5ポイントたまるが、2022年12月1日(木)以降はPayPayカードで支払うと1.5%のソフトバンクポイント、ワイモバイルとLINEMOは1.0%のソフトバンクポイントがたまるようになる。
一見するとおトクに見えるが、11月30日(水)までと12月1日(木)以降でたまるポイントの違いは以下のようになっており、獲得ポイント数は同じだ。
■11月30日(水)まで
通信料に対するポイント | PayPayカード決済によるポイント | 合計 | |
対象ポイント | ソフトバンクポイント | PayPayポイント | |
還元率 | 0.5% | 1.0% | 1.5% |
■12月1日(木)以降
通信料に対するポイント | PayPayカード特典のポイント | PayPayカード決済によるポイント | 合計 | |
対象ポイント | ソフトバンクポイント | ソフトバンクポイント | PayPayポイント | |
還元率 | 0.5% | 1.0% | 0% | 1.5% |
獲得できるポイント数が同じであれば、12月1日(木)以降、何も変わらないのではと思うのだが、PayPayを利用している場合は若干違いが出てくるだろう。
12月1日(木)以降、PayPayカードでの以下の支払いはポイント対象外になる。
- 通信料(スマートフォン・携帯電話の基本料金、通話料金、通信料金、SoftBank光・SoftBank Air等の固定インターネット回線のモバイル合算請求分)
- 端末代金(割賦代金含む)、オプション等
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いのご利用分のうち、通信料の明細に包括されるご利用分
通信料についてはこれまで説明したとおりになるが、大きな変更点はソフトバンクまとめて支払いでのPayPay残高チャージ分が対象外になる事だ。
PayPayをおトクに使う方法を考えて見よう。まず、PayPayカードでPayPayにチャージしたとしてもポイントがたまらない。PayPayカードでPayPayにチャージするメリットはないわけだ。
しかし、現時点ではソフトバンクの通信料をPayPayカードで支払っていると、ソフトバンクまとめて支払いでチャージしたときに1%分のPayPayポイントを獲得することができる。PayPayカードで直接PayPayにチャージしてもポイントがたまらないが、ソフトバンクの支払いにPayPayカードを利用し、PayPayチャージ時にソフトバンクまとめて支払いを利用すると1%のポイントを獲得できておトクだ。
しかし、12月1日(木)以降はソフトバンクまとめて支払いを使ったPayPay残高チャージ分がポイント付与対象外となるため、この技が使えなくなる。
ただし、PayPayカード以外の1%還元カードでソフトバンクまとめて支払いを利用すると、他社のポイントはそのままたまるはずだ。
他社カードでソフトバンクの通信料を支払っている場合、ポイント付与自体は他社カードで行うため、12月1日(木)以降の変更での影響はない。
筆者は、他社のカードでソフトバンク通信料を支払ってみたが、通信料に対するポイント、ソフトバンクまとめて支払いに対するポイントを他社のポイントだが獲得できている。
従って、12月1日(木)以降は、ソフトバンクの通信料をPayPayカードで支払うよりも、他社の1%還元カードで支払った方がおトクになるだろう。