本当にポイントブームはきてるの? ポイントブームの推移を紹介!

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本当にポイントブームはきてるの? ポイントブームの推移を紹介!

最近「ポイ活」と良く聞くが、本当にポイントブームはきているのだろうか。

Googleトレンドで「ポイント」と検索した結果を紹介しよう。

Googleトレンドは指定した期間でのキーワード検索回数をグラフ化したもので、0~100の範囲でグラフ化される。期間中に一番検索された時が100と言う事だ。

Googleトレンドのデータは、2004年以降から利用できるため、2004年から現在までのキーワード「ポイント」での検索した結果は以下の通り。

Googleトレンドでの「ポイント」推移

Googleトレンドでの「ポイント」推移

「ポイント」と言うキーワードには、バスケットボールの「3ポイントシュート」などの得点としてのポイント、株価の「TOPIXは○ポイント」、「釣りのポイント」のような場所としてのポイント、電車などでの「切替ポイント」なども含まれているため、「ポイントプログラム」のポイントとしての検索が100%ではない。それらを除くことはできないが、ある程度は正しい結果と思われる。

それぞれのピークを確認すると、2009年7月頃、2010年3月頃、2010年11月頃に一度増加し、一度下がってポイントブームが落ち着く。

NRIが発表している「ポイントが商品・サービスや店舗の選択に及ぼす影響」を調査した結果を確認しても、2010年まではポイントの関心度は増加するが、2012年に減少している結果からも、上記のグラフは正しいと言えるだろう。

NRIの調査結果「ポイントが商品・サービスや店舗の選択に及ぼす影響」

NRIの調査結果「ポイントが商品・サービスや店舗の選択に及ぼす影響」

2010年以降は一度ポイントブームは落ち着くが、2019年10月頃、2020年9月頃、2021年3月頃に検索数が一気に伸びている事がわかる。

ピーク時に何があったのかを確認してみよう。

2009年7月は、おそらく家電エコポイント制度の開始での急上昇と思われる。家電エコポイント制度は、地球温暖化対策・経済の活性化および地上デジタル対応テレビの普及を図るため、対象の商品を購入すると商品やサービスと交換可能なポイントを獲得できる施策だ。

2010年3月はPontaポイントの開始により、「Tポイント vs Pontaポイント」のような記事も増えた事による検索数の増加だ。

2010年11月頃にも若干伸びているが、こちらも家電エコポイント関連と考えられ、12月以降にポイントが半減するための駆け込み需要と思われる。

2019年10月頃と言えば、消費増税時の「キャッシュレス消費者還元事業」によるポイント還元だろう。中小企業でキャッシュレス決済を利用すると、5%還元(フランチャイズは2%還元)のポイントを獲得できた。この頃より、政府や自治体のポイント活用が積極的になってきており、ポイ活がポイントマニアだけでなく、一般消費者にも浸透してきたと言える。

2020年9月頃の増加はマイナポイントの開始およびGo Toに関連する検索だ。

2021年3月はマイナポイントの延長による駆け込み需要による検索と思われ、2004年以降の「ポイント」での検索が最大値となっている。

2022年1月頃は「ポイント」の検索結果も落ち着いているが、それでも2010年よりも高い数値となっており、ポイントへの関心度は高いと言える。今後もマイナポイント第2弾や2022年4月から開始予定のグリーンライフ・ポイントなどで、ポイントブームは続きそうだ。

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菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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